アオリコミュニティ
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2024/09/06 17:12 2024年9月4日アオリコミュニティ「ダイビングショップNANA」様、アオリイカ人工産卵床引き上げ作業報告 タグ: アオリコミュニティ アオリイカ産卵床 YAMASHITA研究開発部 ダイビングショップNANA 神奈川県葉山町 葉山里海里山プロジェクト |
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9月4日、この日は「YAMMARIA Corporation」研究開発部の森さんが、「ダイビングショップ NANA」様のご協力で、3月14日に設置した3基の人工産卵床の引き上げ作業を実施しました。 今年は、初めて人工産卵床にもたくさんのアオリイカの卵が産み付けられました。
森さんの話では、人工産卵床の製造メーカーからの、「産卵が始まる前に、人工産卵床に微生物 が十分に付着する期間が必要。」と言うアドバイスに従って、「これまでよりも約1か月早く設置 したのが功を奏したのだろう!」との事。 そして、いよいよ人工産卵床の引き上げに出発~!
例年、8月から9月の時期にも、アオリイカの産卵が見られることも多く、実際に小田原市の 「アクアランド江之浦」様のSNSでの報告では、8月に入ってから連日アオリイカの第2陣の 産卵軍が押し寄せているとの事。 そして・・・、いざ潜ってみると・・・。
やはり、まだまっ白く真新しいたくさんのアオリイカの卵が、人工産卵床の一つに産み付け られています。
止む無く、アオリイカの卵が産み付けられた、人工産卵床のネット部分をハサミで切り取り、 土嚢の一つに縛り付けて、それ以外の部分と土嚢を全て引き上げました。
今年は、先述のように3月14日に3基の人工産卵床を設置、その後4月10日に間伐材で製作 した産卵床を5基設置しました。 そして、5月14日に最初にアオリイカの産卵が確認されましたが、例年通り最初にアオリイカ が卵を産み付けたのは、やはり間伐材の産卵床でした。 森さんによると、「今年は良い結果が出た人工産卵床ですが、なぜ間伐材の産卵床に先に産み 付けるのか?等の課題もあるので、来年以降はさらに設置数を増やして、全体のボリューム をアップするなど、トライアルを続けたい・・・。」との事。 森さん、NANAの皆さん、お疲れさまでした。 ありがとうございました。 「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた 取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。 |