そのうち、「三和漁協上宮田支所」様からは、「追加でもっと産卵床を入れたい!」「もっと間伐材が
手に入らないか?」との問合せがあり、「三浦半島アオリイカ コミュニティ(仮称)プロジェクト」
にご同意頂いている、「三和漁協城ヶ島支所」様と「京浜急行株式会社」様のご協力を得て、「京急」
様の社有地の「アオキ」と「さざんか」の木枝を入手することができました。
5月17日(金)、「上宮田支所」様の漁師さん達が「城ヶ島支所」の石橋さんと「京急マリンパーク」の
跡地で、「アオキ」と「さざんか」の剪定を行い、北下浦漁港に運びこみました。
その後、「上宮田支所」では週末の「地引網」や強風によるシケのため、産卵床の製作・投入は、
5月22日(水)にようやく実施出来ました。
朝8:30、北下浦漁港ではすでに作業が始まっています。
「さざんか」は、葉が落ちやすい木なのか?伐採から5日も経ってしまったからなのか?
結構、葉が落ちています・・・、でもみんなで枝を束ね、ロープで縛って、産卵床を作ります。
「岩ダイビンググセンター」の田端さんに、以前習った事があるように、「小槌」を使って「てこ」
の応用でしっかりと締めあげて行きます。完成した産卵床を船のクレーンで積み込んで、出港!
目指す投入ポイントは、前回と同じ「上宮田支所」の真沖の2か所。
前回の投入ポイントのブイの目印を頼りに、その周りに広く投入します。
半数を投入して、つぎのポイントへ向かいます。
前回は、潮が澄んでいて投入した産卵床が良く見えましたが、この日は濁りが入り、前回
投入した産卵床の位置を、はっきり目視する事はできませんが、次々と投入して行きます。
最後の一つを投入して・・・、作業終了。今回は2か所に9基ずつ、18基を投入しました。
帰港します。
今回もお世話になった、「三和漁協上宮田支所」の皆さん、お疲れ様でした。
来週以降、潮が澄んだタイミングで、ダイバーさんによる水中調査を予定しています。
水中画像の撮影もお願いしますので、ご報告をお楽しみに!
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