アオリコミュニティ
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2024/05/07 15:20 2024年4月23日「諸磯里海里山プロジェクト」様 産卵床設置作業報告 タグ: アオリコミュニティ 諸磯里海里山プロジェクト 神奈川県三浦市諸磯港 三浦市立名向小学校 日釣振つりを通じた環境学習 |
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4月23日(火)「諸磯里海里山プロジェクト」様による、アオリイカ産卵床設置作業は、翌24日に
実施予定でしたが、24日が風雨が強まるとの予報のため、予備日の23日に前倒して実施しま
した。「みうら漁協諸磯支所」様を中心に、「三浦市海業水産課」様・「三浦市教育委員会」様
・「日釣振本部」様・「FABO」様・ヤマリアのスタッフからなるプロジェクトメンバーが、日釣振「釣り
を通じた環境学習」の一環として、三浦市立名向小学校6年生の総合学習の時間に実施する
のは、今回が2年目。今年の6年生は14名と人数は少ないですが、その分みんな仲良しです。
まずは、教室で「アオリイカの事」「諸磯の海の事」「産卵床の事」「今日学んだ事を周りに伝えて
行く事」についての座学学習です。講師はヤマリア研究開発部の森さんです。
内容は・・・。 「アオリイカの一生は約1年」 今、諸磯の海では海藻が減っています。」
「だから、私たちの手で産卵床を作って・・・。」「産卵床の作り方は・・・。」 「校庭の「マテバシイ」を使います。」 「三浦の海と森は繋がっています。」 「このようなサイクルで密接に関わり合い・・・。」 「だから、今やるべきことは・・・。」 「諸磯の産卵床活動にはたくさんの人が・・・。」 「みんなが学んだ事を周りの人に伝えよう!」 そして、今日の学びを「アオリイカ」と「諸磯の海」に親しむきっかけに・・・。
それぞれの「想い」を木札に託します。
イカへの応援の言葉や・・・。 イカの絵も上手ですね! 座学は以上で終了です。木札を持って・・・、記念撮影~ハイポーズ! その頃校庭では・・・。
みうら漁協諸磯支所の本間さん、日釣振本部のボランテアダイバーの皆さん、三浦市役所の
みなさんが校庭の「マテバシイ」の木枝の伐採作業を行っています。
葉ぶりの良さそうな枝を選んで、根元から・・・、ロープで引っ張りながら伐採します。
予め、いくつかの束に分けておきます。
そして、子供たちが登場。 木札の準備もOK!
まずは、葉の少ない不要な枝を伐ります。 ケガをしないよう、大人の人に教わりながら。
小枝の剪定が済んだら、枝をまとめて・・・、結束バンドで束ねます。
校長先生もお手伝い。 最後に「想い」の木札を結び付けて完成。
子供たちの作業はここまで、みんなお疲れ様でした。スタッフの皆さんもご苦労様。 2台の軽トラに積み込んで運びます。 桟橋に降ろして、お昼休憩です。 午後の作業は積み込みから。 3船のうち、2船に産卵床を積みます。 産卵床を積んだ船から・・・、 先に出船~。 途中で、用意しておいた土嚢を積みます。 積込みが済んでいざ沖の投入ポイントへ! ダイバーさんを乗せた船も合流。 産卵床に土嚢を結び付けて・・・、 投入~! 投入~!! 投入~!!! さて、ここからはダイバーさんの出番です。 一方こちらでは、「垂下式産卵床」も設置完了。 ダイバーさんの帰還を待って、設置作業は終了~!皆さんお疲れ様でした。 この後6月に、今回産卵床の勉強をした、名向小学校6年生たちは、「釣りを通じた環境学習」の 第2弾で、諸磯の海の「磯焼け対策」と「生き物調査」を学び、その中で「垂下式産卵床」に産み付け られた、アオリイカの卵を見学します。・・・お楽しみに! 「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた 取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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