アオリコミュニティ
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2024/05/02 15:06 2024年4月18日 「MIURA DIVE CENTER 」様、アオリイカ産卵床設置作業・「小坪里海里山プロジェクト」様産卵床製作作業報告 タグ: アオリコミュニティ アオリイカ自社産卵床 MIURA DIVE CENTER 神奈川県三浦市三崎港 小坪里海里山プロジェクト 神奈川県逗子市小坪港 |
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「MIURA DIVE CENTER 」 様のご協力で、2009年から継続して設置している 「YAMARIA 自社産卵床」、今年も4月18日に設置作業を実施しました。 当日午前中に、「MIURA DIVE CENTER」の野口さんが、「モウソウダケ」を調達しておいて 下さいました。今回、お手伝い頂くのは、生産部のベテラン菊地さんです。 菊地さんは、「アオリコミュニティ」創世記のメンバーの一人です。 「モウソウダケ」を軽トラから降ろしたら・・・、 「産卵床」が浮いてしまわないように、「モウソウダケ」の太い部分に、空気抜きのための 「切込み」を数か所に入れます。 今回の「モウソウダケ」は葉の付きもよく、束ねて縛る必要はありません。 そのまま船に積み込んで、土嚢を取り付けて、準備完了です。 「ライフジャケット」を着用して・・・、出港~! 投入ポイントは三崎港の東口を出て、宮川湾にある禁漁区内のダイビングスポット、 通称「カサゴ根」。 野口さんの合図で投入~!!海底めがけて沈んでゆきます。 無事に投入までの作業が終わり帰港、この後の潜水作業は「MIURA DIVE CENTER」の 野口さん・伊東さん、よろしくお願い致します。 後日届いた水中作業の様子です。位置を微調整して土嚢を追加します。 最後に「YAMASHITA」の自社産卵床である事を示す、「ロゴプレート」を付けて設置完了! 数年ぶりに「ロゴプレート」を新調しました。 「YAMASHITA」の自社産卵床の経過状況は、アオリイカの産卵が始まると、 毎週「MIURA DIVE CENTER」様から、水中画像のご報告があります。 「アオリコミュニティBLOG」では、その都度アップして行きます、お楽しみに!! さて、今回はこれで終わりではありません。 日程が詰まっているため、これから小坪漁港に移動して、ダブルヘッダー第2試合です。 小坪漁港には、逗子市緑政課の方々に伐採して頂いた「マテバシイ」の木枝が、すでに運び 込まれており、小坪漁協の漁師さん達による産卵床の製作作業が始まっています。 ベテランの漁師さんが、若手の漁師さんにロープワークを伝授。 第1試合に引き続き、菊地さんも・・・。全部で3基の産卵床を製作しました。 そしてもう1基・・・、3月に卒業して行った6年生の卒業制作の産卵床。 4月からその想いを引き継いだ新6年生が、今まで産卵床の葉が落ちないように、毎日切り口 に水を浸み込ませたキッチンペーパーを張り付ける作業を続けて来ました。 でも・・・、やっぱり大分枯れて来ています。 アオリイカに想いが届き、卵をたくさん産み付けてくれるように・・・、新しい葉の付い た小枝を縛り付けます。 みんなの想いに、アオリイカも「がんばる!」と言っています。 さて、こうして完成した産卵床は明日、新6年生に見送られながら小坪港沖に投入されます。 この日の作業はここまで。 ダブルヘッダーの作業にお付き合い下さった菊地さん、お疲れ様でした。 「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた 取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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