アオリコミュニティ
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2024/05/01 15:54 2024年4月17日「湘南漁業協同組合佐島支所」様、アオリイカ産卵床設置作業報告 タグ: アオリコミュニティ アオリイカ産卵床 YAMASHITA SDGs 神奈川県横須賀市佐島 湘南漁業協同組合佐島支所 |
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本年より、周辺の4つの漁業組合の合併により、「湘南漁業協同組合佐島支所」となって初めての、 「アオリコミュニティ」アオリイカ産卵床の設置作業。昨年一昨年と設置時期が6月にずれ込ん でしまいましたが、今年は心機一転、4月中旬に始動しました。 今回も佐島支所の各港で「アオリイカ船」を出船している、佐島港「鶴丸」の鶴蒔船長、秋谷港「清四郎丸」 の新倉船長、久留和港「武丸」の梶が谷船長を中心とする、若手メンバー。 遊漁船の通常業務の合間に分担して産卵床を製作します。 最初の作業は4月11日(木)、久留和海岸での土嚢作りから。一番きついこの作業は一番の若手のお仕事。 設置予定のアオリイカ産卵床9基分の土嚢が出来上がりました。 佐島支所では、昨年同様「モウソウダケ」と「モチノキ」のハイブリッドタイプの産卵床を投入します。 まずは4月13日(土)、6名のメンバーで「モチノキ」の剪定作業を実施、軽トラックで久留和港に運びます。 そして、4月16日(火)には「モウソウダケ」を調達して、久留和港で産卵床の製作作業を行いました。 ジャイアントパンダでも出て来そうな、鬱蒼とした竹林から伐り出した「モウソウダケ」を、 久留和港に降ろしたら、産卵床の製作作業の始まりです。 前もって運び込んであった「モチノキ」と、この日伐り出した「モウソウダケ」を重ねて。 ロープでしっかりと、波に揺られてもバラけないように縛り・・・、「ハイブリッド産卵床」の完成です。 この日の作業はここまで。 そして翌4月17日(水)、前日製作した「ハイブリッド産卵床」と土嚢を船に積み込み、 産卵床に土嚢を結び付けて・・・、出港です。 まずは、久留和港とその沖に5基投入。 そして、秋谷港沖に2基投入。最後に今回初めてとなる佐島港沖に2基の計9基の産卵床の投入完了です。 みなさん、お疲れ様でした。 実は今回の「湘南漁協佐島支所」様での、アオリイカ産卵床の設置作業に、ヤマリアの人的支援は行い ませんでした。 どうしてもこの時期は他の場所での産卵床設置活動と、日程が重なってしまい、先に予定が決まった団 体様から、予定を組んでいくため、今回は「佐島支所」様のお手伝いに行く事ができませんでした。 でも今後も、「佐島支所」の船長さんたちにお任せしておけば安心です。 昨年までは、設置時期が遅れてしまい、あまり良い結果とは言えませんでしたが・・・、今年は大丈夫。 きっとたくさんのアオリイカがたくさんの卵を産み付けて、みんながハッピーになれると信じています。 この先は、元芦名支所長の小池さんのダイバーさんチームが、潜水調査と水中ドローンを使った調査を行い、 産卵床の様子を定期的にご報告下さいます。 どうぞお楽しみに! 「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた 取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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