アオリコミュニティ
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2024/04/15 15:04 2024年4月14日「長井町漁業協同組合」様、アオリイカ産卵床設置作業報告 タグ: アオリコミュニティ アオリイカ産卵床 YAMASHITA SDGs 神奈川県横須賀市長井 長井町里海里山プロジェクト |
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4月14日(日)、今年で3年目となる、横須賀市「長井町漁協」様とのアオリイカ産卵床設置支援 活動は、日釣振本部事業の「長井町里海里山プロジェクト」として実施しました。 プロジェクトメンバーは、「長井町漁協 アオリイカ増殖部会」所属の漁師さんたち、日釣振本部 吉野さんに加えて、「海を守る会」のダイバーさん4名、そして今回は特別に地元横須賀にある 「神奈川県立海洋科学高校」から、太田先生・畑中先生と8名の生徒さんの計10名が参加、 さらに、昨年三浦市に開校した「日本さかな専門学校」からも、松田先生と6名の生徒さんが ご参加下さいました。 さて、今回も昨年同様、5か所に合計25基の産卵床を投入するとの事。 今回使用する「マテバシイ」の剪定材は、予め「長井町漁協」様からのご依頼で伐採され、 作業場の長井井尻港に搬入されていました。 枝1本で足りそうな葉ぶり・枝ぶりの良い「マテバシイ」もあり、細い物は組み合わせて、 土嚢を縛るロープを取り付けます。 そして、生徒たちのこの日の仕事は、50個の土嚢に砂を詰める作業から始まります。 みんな「土嚢作り」は初めてらしく、「どのくらいいれるの?」「8分目ぐらいかな?」 「入れ過ぎた!重い!!」etc・・・言いながらも、楽しそう!? 「土嚢袋」の下部にある、「持ち手」の切込みを教えて、「無理せず2人で持つんだよ。」と言っても、 やっぱり一人で運んじゃいます。口を縛って船積みする堤防沿いに並べますが・・・。 「袋の口は閉じなくていいよ!どうせ全部縛りなおすから・・・!」とダメだしされて…。
急遽、漁師さん監督の下、「土嚢の口縛り講習会」開校!みんな覚えが早い!! 若者のパワーで、50個の土嚢が僅か30分ほどで出来上がりました。 できた土嚢と分けて束ねた木枝を運びます。
船に「土嚢」→「産卵床」の順に、5基分ずつ積み込んで・・・。 いざ、沖のポイントに向け出港~! ポイントに着いたら、船長の合図を待って、根の周りや駆け上がりを狙って、産卵床を投入。 中には「何だ!この土嚢、重て~!!」なんて、漁師さんが悲鳴を上げる土嚢もありましたが、 無事に1回目の投入が完了~。
一度港に戻って、2回目の積み込み。 そして、2回目からは両校の生徒さんたちがライフジャケットを借りて、交代で乗船します。
別船にも乗り込みます。
力を合わせて、投入もお手伝いしました。 帰港して、最後の3回目の積み込み・・・、乗船メンバーも交代します。 3回目は、少し遠めの「荒崎」を回って、「ソレイユの丘」の沖。 まずは、漁師さんが・・・、そして最後のひとつは頑張って落としました・・・! これで、今回の投入作業は全て終了~、あとはダイバーさんが潜って調整と固定を行います。 昨年は、木の伐採・産卵床作成で一日、投入作業で一日と二日間かけて行いましたが、 今回は大勢のヤングパワーを借りて、一日で完了させることができました。 みんな、お疲れ様でした。 両校とも、「釣り好き」の集団とあって、 この後「エギングして帰ります。」と言って帰って行きました。 「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた 取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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