アオリコミュニティ
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2023/12/22 12:54 2023年12月20日「小坪里海里山プロジェクト」様、小坪小学校6年生アオリイカ学習特別授業報告 タグ: アオリコミュニティ アオリイカ産卵床 YAMASHITA SDGs 神奈川県逗子市小坪 小坪里海里山プロジェクト |
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「小坪漁協」様・「逗子市経済観光課」様・「小坪ダイビングセンター」様・「マリンボックス100」様 ・「(公財)日本釣振興会」様そして「YAMARIA Corporation」が手を結び、「小坪里海里山プロジェ クト」として地元の小坪小学校6年生と、「小坪の海を学び・小坪の海を守る」ために今年の4月、 小坪港沖にアオリイカの産卵床を設置しました。
そして7月には、「小坪ダイビングセンター」松永様より、産卵床にたくさんのアオリイカの卵 が産み付けられたとのご報告がありました。
「小坪里海里山プロジェクト」では、そんな産卵床設置後、今までにアオリイカの卵は?ハッチ アウトしたイカの赤ちゃんは?どうなったのか?各プロジェクトメンバーが力を合わせて、 子供たちにリアルに体験してもらおうと、同じ小坪小学校6年生に特別授業を実施致しました。 当初11月初めに予定されていましたが、インフルエンザの流行で延期され、12月20日に ようやく実施出来ました。 まずは小坪小学校で、「小坪漁協」様の漁師さんである市川さんより、近年「磯焼け」等の影響 で周辺海域の海草類が減少し、それに伴って毎年のアオリイカの漁獲量が半減した事。
「産卵床」の設置により、それが少しずつ上向いてきている事を教わりました。 そして、「YAMARIA Corporation」研究開発部の森さんから、アオリイカの事・・・「寿命は 1年」「1年で胴長30㎝・1kgになる」「オスとメスはどう違う?」などについて復習。
そして、ここからが今回の授業のクライマックス!全員で小坪漁港に出掛けます。 そこには、前日の夜に「マリンボックス100」の小林さんと、「YAMARIA エギングマイスター」 の川上さんが釣り上げた「活きたアオリイカ」が、「小坪漁協」様が準備した水槽の中で生徒たち を待っていました・・・が、アオリイカが吐いたスミで水槽の水は真っ黒!
急遽用意した樽に移して、見学開始!!
イカの周りはあっという間に、「バーゲンセール」並みの人だかりに・・・。
「硬い!」「ヌルヌルする~!」「黒くなった?!」「こっちがオス!こっちがメス!!」「ほんとに 1年でこんなに大きくなるの~??」などなど、思い思いに「見て」「触って」初めて見る「活き たイカ」に歓声を上げていました。そして、川上マイスターによる「アオリイカの釣り方」の レクチャー。 「エギングやったことある人~?」・・・、「シーン・・・。」にはマイスターも苦笑い・・・も、
「じゃあ、お父さん・お母さんがエギングやってる人~?」には、10人ほどの生徒が「はーい!」 さすが、港町「小坪」です。 そして、「エギ」や「タックル」の説明の後、「キャスティング」と「エギの動かし方」をレクチャー。
子供たちからは、「イカ釣って下さーい!」のリクエストもありましたが・・・。 「いまは港の中は水温が下がり、アオリイカは港の外の水深のある、沖の深場に移動しまし た・・・。」と説得力のある説明。 そればかりでなく、川上マイスターからは、安全に釣りを楽しむ装備などについて。
逗子市経済観光課の宮上さんから、「小坪港で釣りを楽しむなら、絶対に漁師さんの仕事を じゃましない事。」「ごみは持ち帰る事。」「テトラポッドなど立ち入り禁止の場所には絶対に 入らない事。」等を約束。 マリンボックス100の小林さんからは、「コロナ禍で増えた釣り人のマナーの悪さから、 小坪漁港は釣り禁止になっていましたが、皆が海の事を知り、海を守る気持をもって海に親 しみ、港で働く漁師さんとも仲良くなって、もっと小坪の海を好きになって下さい。」と 絞めの一言で終了となりました。 最後は全員で集合写真!みんな4月の時より少し大きくなったように見えました!!
「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた 取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。 |