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アオリコミュニティ

2023/04/26 10:53 2023年4月11日・18日・20日「小坪里海里山プロジェクト」様、アオリイカ産卵床設置作業報告

タグ: アオリコミュニティ  アオリイカ産卵床  YAMASHITA  SDGs  神奈川県逗子市小坪  小坪漁業協同組合 

昨年、逗子海岸にあるマリンアクティビティショップ「マリンボックス100」の小林さんからのお声掛けで始まった、

逗子市「小坪漁業協同組合」様での、「アオリコミュニティ」活動。小坪港にある「逗子・葉山ダイビングリゾート」の

松永さん、各方面との調整役を務めて頂いた、逗子市経済観光課の楠元さん・宮上さん、他地区での活動でも取りま

とめ役の、日釣振本部吉野さん等と事前準備を進め、2年目の2023年は地元「小坪小学校」6年生60名を対象に、「漁

業者」「釣り人」「ダイバー」「行政」のそれぞれのプロたちの話を通じて、地元「小坪」の海の現状をよく知り、「小坪」の

海をより一層好きになってもらうための、環境学習の取組み「小坪里海里山プロジェクト」として実施しました。

4月11日(火)、プロジェクト1日目は小坪小学校に各協力団体のメンバーが出向いての「出前授業」、メイン講師は

「YAMARIA Corporation」研究開発部の余田さん。「アオリイカの生態」「磯焼けの現状」「産卵床って?」について、

各団体の「プロの目」で見た話を交えての、約1時間の授業を行いました。みんな真剣に話に聞き入っています。

2日目の4月17日(月)は逗子市緑政課に依頼して、市内披露山公園にて間伐材を伐採し小坪港へに搬入しました。

3日目の4月18日(火)は小坪港に集合、前日に搬入された間伐材の木枝をロープで束ねて3基の産卵床を作成。

そのうちの1基には、「出前授業」で学んだことから、児童一人一人の「海」「アオリイカ」への想いを込めた、

メッセージカードを取り付けるために、一度小坪小学校へ運びます。

翌4月19日(水)、産卵床にそれぞれの思いを込めたメッセージカードを取り付けました。

そして、いよいよ小坪小学校6年生60名の「想い」がこもったアオリイカ産卵床が、小坪の海に投入されます。

4月20日(木)、小坪漁協所属の「たつ丸」に産卵床と投入がかりのスタッフが、また「逗子・葉山ダイビングリ

ゾート」のボートには水中作業を実施するダイバーさんがそれぞれ乗船。

そして、駆け付けた児童60名と桐ケ谷逗子市長に見送られながら出港。

目指すポイントは小坪港沖の水深5mほどの場所。

船長の合図で投入~!

ここからはダイバーさんたちの出番。あとはよろしくお願いします~!

さてここで、児童たちのメッセージカードを見てみましょう。

アオリイカがたくさん卵を産むように祈るものや、

磯焼けの解消を願うもの。

上手にアオリイカの絵を描いたものなどなど・・・。

桐ケ谷市長にも描いて頂きました。

ちなみに今回、生徒たちがメッセージを描いたカードは、「アマモ」や「カジメ」の種苗を植栽する時に使わ

れる、「スポアバッグ」と呼ばれる、1か月ほどで溶けて無くなる素材ものを使用、産卵床に縛り付けるロー

プも水中で腐りやすい「シュロ縄」を使用するなど、環境への負荷を考える子供たちにも配慮しました。

この先、アオリイカの卵の様子や、仔イカがハッチアウトする様子など、「逗子・葉山ダイビングリゾート」

の松永さんからご報告があり次第、小坪小の児童たちに画像や動画で伝えます。

もちろん「アオリコミュニティBLOG」にもアップします・・・、お楽しみに!

なお、このプロジェクトの模様は「逗子葉山経済新聞」の記事として、4月24日付Yahooニュースにアップ

されました。

また、当日はJ:COMチャンネル(地デジ11ch)の「ウィークリートピックス神奈川」のロケも行われ、

5月13日(土)・14日(日)の11:00/14:00/17:00/20:30の日時に放映されます。是非ご覧ください!!

続報をお楽しみに!!

「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた

取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。

 

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