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アオリコミュニティ

2024/06/19 16:03 2024年6月19日アオリコミュニティ「三和漁協上宮田支所」様、アオリイカ産卵床調査調査

タグ: アオリコミュニティ  三浦半島アオリイカコミュニティ(仮称)  三和漁協上宮田支所  YAMASHITA  SDGs  潜水調査 

昨年、「神奈川県横須賀三浦地域県政総合センタ-」様の呼びかけで、初めて「アオリイカ産卵

床」を設置し、本年度の「三浦半島アオリイカコミュニティ(仮称)」発足のきっかけとなった、

「三和漁協上宮田支所」様では、昨年アオリイカの卵が確認できた、2か所のポイントに、5月

10日と5月22日の2回に分けて、合計28基の「アオリイカ産卵床」を設置しました。

その際に、「アオリイカが卵を産んだかどうか?を確認したい!」とのご要望があり、約1か月

が経った6月19日、「YAMARIA Corporation 自社産卵床」の設置にご協力を頂いている、

「MIURA DIVE CENTER」の野口さんに潜水調査を依頼し、実施しました。

春の濁り潮が収まるのを待っての「潜水調査」でしたが、前日はまとまった雨が一日中降り続き、

この日もやや濁り気味で心配されましたが、予定通り午後2時30分から調査開始。

上宮田漁港から出船し、沖堤防の南側と北側が産卵床を投入したポイント、10分ほどで到着です。

野口さん、お願いします!

まずは、南側のポイントから潜水開始!!早速「アオキ」の木の産卵床に、アオリイカの卵です。

こちらの卵は、産み付けられてから少し時間が経って、黄色く変色しています。

そしてこちらは、まだ産み付けられてあまり時間が経っていない、真っ白な卵です。

産卵床の葉は、落ちてしまっているようにも見えますが・・・?

次に北側のポイントまでは、野口さんは船につかまってそのまま移動します。

こちらの産卵床にも、たくさんの卵が産み付けられています。やはり、やや黄色くなった物と、

真っ白い物も・・・。

確かに産卵床の「葉」が落ちてしまっているところには、やや少ないようにも見えますが?

かなりの密度で産み付けられているようですね?

この日の調査はこれで終了、野口さんお疲れさまでした。心なしか、上宮田支所の皆さんも

ほっとしたような表情に見えますね!?たくさんの卵が産み付けられて、良かったですね!

この画像を見て、お気づきの方もおられるかと思いますが、この産卵床の周りには、ハッチア

ウトした赤ちゃんイカの最初の天敵となる、ネンブツダイやベラやメバルなどがいません。

アオリイカの豊漁が楽しみです。

この海域には、以前「アジモ」が繁茂していて、アオリイカも多い漁場だったそうですが、

2019年に東京湾を縦断した台風による、シケのために壊滅状態になったとの事。

産卵床の設置を毎年継続することで、以前のようにたくさんのアオリイカが捕れると

良いですね!?

「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた

取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。

 

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