アオリコミュニティ
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2023/04/28 13:03 2023年4月27日 「諸磯里海里山プロジェクト 」様、アオリイカ産卵床設置作業報告 タグ: アオリコミュニティ アオリイカ産卵床 YAMASHITA SDGs 神奈川県三浦市諸磯 諸磯里海里山プロジェクト |
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春の嵐となった4月26日(水)から、1日延期して一夜明けた神奈川県三浦市諸磯。 2018年から「アオリコミュニティ」にご賛同・ご協力下さっている「みうら漁協諸磯支所」様との アオリイカ産卵床設置支援活動は、本年度は「諸磯里海里山プロジェクト」として、「日釣振本部」様・ 「三浦市水産課」様・「三浦市教育委員会」様にもご協力頂き、三浦市立名向小学校6年生参加の「釣り を通じた環境学習」として実施しました。 きっかけは、昨年11月に同校で実施した「日釣振 釣りを通じた環境学習」。この日はあいにくの雨で、 当初予定していた浜諸磯港での「釣り体験」が中止になるも、体育館での「タッチプール」や「キャス ティングレッスン」に今春卒業して行った前6年生は大喜び。 同校の中山校長先生からも、「ぜひ来春のアオリイカ産卵床設置活動に、今の5年生を参加させて 欲しい。」「産卵床にする木が無ければ、校庭の木を全部切っても良いよ!」との事で関係各位で 準備を進め、実現しました。 4月27日(木)は前日と打って変わって雲一つない好天気! 8:30に名向小学校に集合して、まずは校庭で枝葉を広げる「マテバシイ」の枝の太い部分から、 チェンソーで伐り落とします。高所作業は安全帯を装着した、「みうら漁協諸磯支所」の本間さん。 「マテバシイ」の木枝の伐り出しは、本間さんにお任せし、 6年生の教室では、9:10からヤマリア研究開発部の余田先生による「アオリイカの事」「磯焼け」「なぜ産卵床 を作って海に入れるのか?」について、分かり易く丁寧な講義を聞いて、諸磯の海の環境について勉強し ました。 そしてこの後、校庭に出て実際に自分たちの手でアオリイカの産卵床を作成します。 また、余田先生のお話を聞いて、子供たちそれぞれが感じた、「アオリイカ」への「想い」を、用意した木札に 描いて産卵床に取り付け海に届けます。 木札が出来たら、校庭に出て説明を聞きます。 そして、本間さんたちが切り落しておいてくれた、大きめの木枝から産卵床にちょうどいい大きさに のこぎりで切りそろえます。もちろんこの作業は子供たちが行います。 みんな、図工の時間にのこぎりの使い方を勉強しているので、なかなかの腕前です。 子供たちが伐りそろえた木枝は、産卵床に適した大きさに、大人たちが結束バンドを使用して束ねます。 そしてできた産卵床に各自の木札をシュロ縄で縛り付けます。 どんな「想い」が込められているか・・・?少し見てみましょう。みんな勉強の成果が出ていますね! アレアレっ!!なんか小学生らしからぬ「想い」も・・・・・・、校長先生でした(笑)。 さて、午前中の名向小学校での子供たちの作業はこれで終了です。 大人たちは、産卵床を軽トラ2台に積み込んで港へ向かいます。 軽トラから降ろして桟橋に運び、3艘のボートに分けて積み込みます。 1艘のボートには、水中で固定作業を行うダイバーさんを乗せて・・・、出港! 途中の砂浜で土嚢を作り・・・、15基のうち4基を「産卵確認用」に垂下式で設置します。 そして残りはいつもの場所に・・・。 投入が終わったら、ダイバーさんたちの出番。よろしくお願いします! 今回投入した「アオリイカ産卵床」は全部で15基。 子供たちの「想い」がアオリイカたちに届き、たくさんのアオリイカが、たくさんの卵を産んで、 より多くのアオリイカが大きく育って、次の世代に繋がりますように・・・。 水中の模様など続報はまた後日、お楽しみに! 「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた 取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。
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