2006年の｢アオリコミュニティ｣活動の開始時よりお世話になっている、高知県幡多郡大月町柏島

の｢NPO法人黒潮実感センター｣ 様から､アオリイカ産卵床設置作業の報告が届きました。

｢黒潮実感センター｣のセンター長 神田さんは､20年前から地元の大月小学校の6年生の児童の皆さんに

｢森川里海のつながり学習｣として、アオリイカ産卵床の活動を継続して実施されております。

その活動は毎年多くのメディアでも取り上げられており、SDGｓの流れの中でも評価されています。

山から伐り出してきた間伐材で、アオリイカの産卵床を作って､たくさんの卵を産んでもらってイカ

の数が減らないように努め、イカを漁獲して食に供する。

また、山に降った雨が森を介して地中に浸み込み、

木を育て有機物を海に運び海の栄養を増やす。こうしたサスティナブルなサイクルを身近に学べる事、

神田さんたちの取り組みを、アオリコミュニティの根幹として、我々の周りの海でも実践して行けたら？

と考えております。

最初から最後まで、子供たちが参加できるアオリイカ産卵床設置活動を、来年は実現したいと思います｡

子供たちからアオリイカに向けたメッセージボードも添えて・・・！

神田さん、これからもずっとこの素晴らしい学習を続けてください。

そして､今後ともアオリコミュニティ活動へのご協力、お願いいたします。