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アオリコミュニティ

2023/06/23 16:46 2023年6月23日 「MIURA DIVE CENTER 」様、アオリイカ産卵床潜水調査報告vol.7

タグ: アオリコミュニティ  アオリイカ産卵  YAMASHITA  SDGs  神奈川県三浦市三崎  MIURA DIVE CENTER 

「MIURA DIVE CENTER 」様から、今週の「YAMARIA 自社産卵床」の水中画像が届きました。

先週よりは幾分直って来ていますが、相変わらず潮は濁っています。

産卵床の周辺にアオリイカの姿が見えないのは、潮の濁りのせいだと思っていましたが・・・。

今週も産卵に来ているアオリイカは居ないようです。

5月12日のご報告から、先々週の6月8日のご報告まで、ほぼ一か月間続いた今年のアオリイカの産卵も、

さすがに終了したか・・・?とのMIURA DIVE CENTER 野口さんの見解です。

4月25日に産卵床を投入して2か月、全ての葉が落ちてしまった「モウソウダケ」にアオリイカの卵の花が

満開です。これだけの卵が産み付けられていれば、よりたくさんの仔イカたちが、ネンブツダイの猛攻

を逃れて生き延びてくれるのでは・・・?卵の状態もかなり1つ1つの形がはっきりしてきました。

・・・とは、人間の楽観的な見方ですね・・・。

丸一か月に渡って、次々とアオリイカがやって来て、これだけたくさんの卵を、葉の落ちた

「モウソウダケ」の産卵床いっぱいに、卵を産み付けて行ったという事は・・・、

それだけ産卵床の周囲の海底には・・・、ほかに卵を産み付ける物が何もない!?という

現実の裏返しではでは・・・?という危惧の声を上げられる方も居られるようです。

アオリイカの産卵床の設置を継続し、アオリイカの産卵を見守る中で、

本当に声を上げて課題を見つめ・・・、手遅れにならないうちに何らかの手を施す・・・、

「アオリコミュニティ」活動の継続がそのきっかけになれば?と考えております。

アオリコミュニティー 三浦編

日時                  6月23日       9:40~10:20
水温                  21℃
透明度               6m
海の状況        北東の風   波:0.5m 
         中潮 満潮 06:35  20:53
                          干潮 01:23  13:47
産卵床の状況
・アオリイカの産卵は終了したと思われる。
・水温が上がってきたので全体的に、卵一つ一つが、はっきりとしてきた。

「YAMASHITA」では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた

取り組みの一つとして、「アオリコミュニティ」活動を推進して参ります。

 

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