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アオリコミュニティ

2021/11/18 14:51 2021年11月15日 みうら漁協諸磯支所番外編「「諸磯藻場保全活動組織ガンガゼ駆除活動」支援

タグ: アオリコミュニティ  みうら漁協諸磯支所  YAMASHITA  公益財団法人日本釣振興会  藻場保全活動  SDGs 

本年度、アオリコミュニティ活動で訪れた各地で、必ずと言って良いほど耳にした「磯焼け」という言葉。

「我々に出来る事が何かないだろうか・・・?」と模索するうちに、アオリコミュニティ活動でもご協力頂いている、

「みうら漁協諸磯支所」様などでつくる「諸磯藻場保全活動組織」の活動を知り、早速諸磯支所の本間さんに

相談を持ち掛け、YAMASHITA Mariaが神奈川県支部事務局を務める公益財団法人 日本釣振興会の協力を頂き、

「磯焼け」の原因の一つと言われる食害生物の「ガンガゼ」の駆除活動に協力する運びとなりました。

11月15日(月)、アオリイカの好釣り場としても知られる諸磯沖の沖根回りで「ガンガゼ駆除活動」を実施しました。

今回のメンバーは「みうら漁協諸磯支所」の本間さん、公益財団法人日本釣振興会本部の吉野さん、

吉野さんにご紹介頂いた、ボランテアダイバーチーム「海をつくる会」の吉川さんと宮澤さん、中川の5名。

準備を終えていざ出船~!

AM10:25、潜水開始。水中での駆除作業は本間さん、吉川さん、宮澤さんの3名、吉野さんと私は船上監視です。

ここからは、ダイバーさんたちが撮影した水中の様子をご覧ください。

噂に違わず、付近の海底には全く海藻が生えていません。そして・・・。

岩の隙間にはびっしりとガンガゼが隠れています。

これがガンガゼです。長いトゲには毒があり、刺さりやすく折れやすいので厄介です。

このトゲを巧みに使って、歩くスピードも意外と速いです。

岩の隙間から引っ張り出して、しっかりと潰します。潰し方が甘いと分裂して再生してしまうそうです。

奥の方に隠れているガンガゼは、駆除道具を岩の間に差し込んで潰します。

さて、船上から見守る事しかできない歯がゆさを感じつつ、待つ事約1時間。作業を終えたダイバーさん

達が次々に帰還します。「思ったよりたくさんのガンガゼがいるよ!3人じゃ駆除しきれないね!!」

本間さんからは「この場所でガンガゼ駆除を行うのは一昨年以来だけど、その時より増えているね。」

この日、3名で約1時間の間に駆除したガンガゼは、およそ1,000匹。

アオリイカの産卵場として、様々な海で暮らす生き物の隠れ家として、またCO₂の削減にも重要な役割を

担うと言われる「藻場」。

この「藻場」を守り、再生していく事は「アオリコミュニティ活動」以前に、取り組んで行くべき課題として

、今後も継続して協力していきたいと考えます。

YAMARIA Corporationは、「アオリコミュニティ」活動を通じて、

SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標達成に向けた活動を推進して行きます。

 

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