ページの先頭です。

このページの本文へ移動します。

エギング入門者必見!エギングロッドの長さと選び方、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説!

エギング

  • Facebookシェアする
  • Twitterツイートする
様々なタイプがラインナップされているエギングロッド。

YAMASHITAエギングマイスター 川上英佑
2021/8/18

様々なタイプがラインナップされているエギングロッド。
いざ購入しようと思っても、どんな長さが良いのか、自分に合っているのかどうか迷ってしまう事も。。。

・短いロッドと長いロッド、実際どちらが良いのか、釣れるのはどちらか?

・それぞれどんなメリット・デメリットがあるのか?


それぞれのロッドの特徴を把握して、自分に最適な1本を選びたいですよね。

今回はエギングロッドの長さをテーマに、ロングロッド・ショートロッドのそれぞれのメリットとデメリット、最適なシチュエーションをご紹介します。
記事の最後には、詳しい解説動画も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

<目次>

1.エギングロッドにおけるロングロッド・ショートロッドとは


現在は色々な長さが選べるようになったエギングロッド。

PEラインを使用したエギングがレジャーの釣りとして大きく広まっていった頃、エギングロッドの長さは7フィート6インチ~8フィート6インチが主流でした。※1フィート=30.48㎝
エギングを楽しむアングラーの間でロッドの長さは76(ナナロク)、86(ハチロク)と数字で呼ばれ、大まかに言えばこの2つの長さが当時エギングのショートとロングを分ける基準のような長さでした。

現在ではボートからのキャスティングエギングのロッドを含めれば、6フィート台から10フィート以上の長さまで、様々な長さのロッドが発売されており、どの長さを境にショートロッド・ロングロッドと区分けするのか、定義するのは難しいですが、

各ロッドメーカーの一番ラインナップが多い8フィート台中盤を境に7フィート台をショートロッド。8フィート後半からロングロッドと言えるでしょう。

ティップランエギング用のロッドとはパワーや長さも大きく異なるため、今回は岸からのエギングをベースにご紹介致します。

2.ショートロッドのメリット・デメリット


ショートロッドのメリットはその短さを活かした、細かいアクションをエギに与える事が出来る点。例えば水中の1m四方のエリアでエギを細かく動かすようなアクションをつける際にはショートロッドに分があります。そして、磯場などで後ろに岩があり、ロングロッドでは振りかぶってキャストする事が難しいポイントでもコンパクトな長さであるショートロッドは、しっかりとテイクバックを取ってフルキャスト出来ます。

ショートロッドは長さが短い分、
ロッドの自重自体も軽くすることが出来、体力や腕力に自身が無い方や女性でも扱いやすく、
風を受ける面積が少ないため、強風下でもロッドが煽られることなく、しっかりと振り切ってエギにアクションをつけることが可能です。
ロッドアクションの初速を速められるため、短い距離でエギに瞬発的な動きを連続して与えられる攻撃的なスタイルを好む方にも最適です。

しかし、ロッドが短い分、ロングロッドよりもキャストの飛距離が出し難く、
ロッドを振った際のエギに与える移動距離が少ないため、遠くのエギを大きく跳ね上げたり、高さを持たせたアクションがつけにくく、足場の高いポイントではロッドの先を水面に近づけて風をかわしたりラインを落ち着けたりすることが難しいといったデメリットがあります。

上記のポイントから、ショートロッドは腕力に自身の無い方だけでなく、
携帯性・軽さを活かした足を使ったランガン、回遊待ちで長時間キャストを繰り返すスタイルや、
サイトフィッシングや複雑な地形のポイント、限定されたゾーンでバリエーションに富んだ誘いで攻めのエギングを好む方に最適なタイプと言えます。

3.ロングロッドのメリット・デメリット


対してロングロッドのメリットはその長さを活かしたロングキャスト、そしてロッドの長さを活かした障害物の回避性能です。磯場で足元に張り出した岩がある際やウネリで足元の水面がバタついている時、ロッドの長さがあるため、エギが根掛かりやすい場所やエギがウネリに揉まれてバランスを崩しやすいようなポイントでも腕を伸ばしてその向こう側でエギを安定させることが可能です。また、強風下でもキャストやアクションをつけた後、いち早くロッドの先を水面に近づけ、水面にラインを落ち着かせて横風などの悪条件下でもエギングを成立させやすく、足場の高い場所でも使いやすいといったメリットがあります。

アクションのロッドの振り幅が大きい為、ロングキャストした着水地点で高さを出したアクションを得意とし、遠くのエギに大きなアクションをつけることが可能です。
風が弱い状況なら、ロッドポジションを高くとり遠くのエギをゆっくりとフォールさせたり、フォール時にエギを平行移動させて抱かせる間を取りたい際にもその長さが活きてきます。
しかし、ロッドが長い分、ショートロッドのように細かくアクションを刻んで誘うことが難しく、長い分自重もあるため長時間ロッドを振り続けるには腕力も必要な点、風を受ける面積が大きい分、強風下ではロッドが風で煽られたり風を受け更に腕に負荷が掛かるなどのデメリットがあります。

上記の点から、ロングロッドは遠浅のエリアやカケアガリなどの地形変化が遠い釣り場、遠くの潮目や沈み根を狙い撃つスタイルや、足場の高い場所や悪条件下でも釣りを成立させやすく、ロッドの長さを活かしたフォールのバリエーションで”乗せ”を重視するスタイルにも最適なタイプです。

4.まとめ(解説動画あり)


今回は、エギングロッドのショートロッド・ロングロッドのそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介させていただきました。どちらが良いという事ではなく、ご自身の良く行くポイントやスタイルに合った長さを選ぶことが大切です。初めてエギングロッドを購入される時、買い換えられる時のご参考となれば幸いです。

詳しくはこちらの動画でどうぞ。

5.あわせてお読みください


YAMASHITAエギングマイスター 川上英佑
2021/8/18

1

  • Facebookシェアする
  • Twitterツイートする