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エギをアシスト!ライトエギングの『アシストリグ』のメリット解説

ライトエギング

ツツイカ

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エギをアシスト!ライトエギングの『アシストリグ』のメリット解説

YAMASHITA スタッフ 加藤 孝幸

アオリエギングなど通常のエギングではエギ単体をキャストするのが一般的で、ライトエギングに関しても同じではありますが、ライトエギングには特質した仕掛(リグ)の一つに『アシストリグ』があります。
仕掛けの構造としてはエギのリーダー部分から枝スを出してスッテなどのドロッパーを取り付けたもので、エギ単体(エギ単)を様々な要素でアシストします。今回はその『アシストリグ』のメリットをご紹介したいと思います。

<目次>

1.群れを逃さない!ダブルヒットをアシスト

ツツイカ類は主に群れで岸際を回遊をしています。群れの回遊に当たった際、エギ単体での使用状況では、1杯掛かったとしても、イカをそのまま取り込んでしまうと、イカの群れが目前を通り過ぎて回遊してしまい、その後が続かないことも良く起こります。
効率的にイカの群れを攻略するために、1回のキャストで同時に疑似餌を2個投入し、効率的に2杯のイカを掛けることが可能なのがこのアシストリグです。

ダブルヒットを完成させるコツ

イカの群れが大きく高活性状態であれば投入と同時に2杯つくこともありますが、並みの活性状況であればたいてい2つの疑似餌に1杯づつ順番に掛かります。操作のコツとしては、まず1杯目が掛かった後にテンションを張ったままゆっくり巻き、イカに抵抗させながら巻いてくると、もう片方の疑似餌が踊り、誘い2杯目をアピールします。そして片方の疑似餌に食いつき、ダブルヒット!という流れです。
イカの群れが大きければ大きいだけ餌を奪い合うようにイカが食いついてきますのでダブルヒット連発も大げさな話ではありません。

2.広範囲からイカを寄せる!アピール力をアシスト

ライトエギングでは、イカの泳層を探ることやイカの群れが回遊してくるまで投げ続けることが必要となります。そのようなシチュエーションで疑似餌に存在感があれば、いち早くイカの群れに見つけてもらうことが出来、イカにコンタクトすることが出来ます。
そこで疑似餌二つのアシストリグを使うことによりエギ単体(エギ単)で探るよりもベイトの群れを演出し、アピール力を強化しイカに手早く疑似餌を見つけてもらうことに繋がります。

3.同時に2色を投入!アタリカラー選択をアシスト

エギングではその日の潮色や明るさ、ベイトの種類によって、エギの暗い色・明るい色などのアタリカラー(または逆に避けているカラー)が存在します。エギ単体のように一つの疑似餌をキャストする際はカラーのローテーションが必要となりアタリカラーの発見も少々手間が掛かります。
しかしアシストリグはエギ・スッテの2種類の疑似餌を同時に海中に投げ込めますので「明るい」「暗い」の両極端のカラーの疑似餌を同時に海中へ投入し、試すことが出来ます。ヒットする疑似餌がどちらかの色に偏りがある際はエギ・スッテの色をアタリカラーに揃え、よりヒットの確率を上げることも出来ます。

4.偏食攻略!ベイトサイズ選択をアシスト

ツツイカの追っているベイトが、例えば甲殻類食の際は小型のシルエットで魚食の際は大きめなシルエット、また、高活性時は大型シルエットで低活性時は小型シルエットなど、時々のシチュエーションによりツツイカの好む疑似餌のサイズに偏りが見られます<偏食が発生する>。
その偏食攻略を小型のシルエットのスッテと、スッテよりも大型のシルエットのエギの2つを同時に海中に投げ込むことで一度にサイズの偏りがないかをリサーチすることが出来ます。ヒットする疑似餌にどちらか偏りがある際は、エギ・スッテをそのサイズに揃えることでヒットの確立を上げることも出来ます。

小さく軽いものを遠く・深くへ投げ込む手助けにもなる

マイクロベイトに偏ったパターンの際は、本来は超小型エギを単体でキャストしたいところですが、重量の軽いエギは飛距離もなく、沈下力もないため、なかなか思うようにうまく操作が出来ません。そこで重量のあるエギと小型で軽量のスッテを組み合わせたアシストリグは、遠方や深場に小型の疑似餌を飛ばし到達させることが出来る特殊な仕組みであるといえます。

5.低活性対策!ボトムスローな攻略をアシスト

イカの外敵のフィッシュイーターなどがいる際、イカがボトム付近からなかなか浮き上がらないナーバスな状況があります。そのようなシビアな状況では、活発に動くエギに対しての追いが悪かったり、重量のあるエギでしっかり底を取ってもエギの重量感を感じてしまい抱き込みが悪かったりと苦戦します。
アシストリグではエギを底につけた状態で、上のスッテをふわふわと浮かせてアピールすることが出来るため、着底した状態でスローに攻めることも出来ます。またボトム付近にべったりでエギには重量感を感じて抱き込まないナーバスなイカにふわふわ浮いた軽いスッテをスローにアピールすることが出来き、抱き込ませやすく、シビアな状況を打開することに繋がります。
また小型のエギの操作で着底がわからず長めにべた底で放置してしまっていた際も勝手にスッテがボトムで誘ってくれるので、釣果に繋がりやすく、入門者でも比較的イカにめぐり逢いやすいリグであることがいえます。

まとめ

「ライトエギング」はエギを使用するのでエギングではありますが、アジングのようなのような派生リグを持つ【ライトゲーム】のカテゴリーに近いといっても過言ではありません。いままでライトエギングを行う際にエギ単体(エギ単)しか経験のない方は是非、アシストリグをお試しください。
いままで釣ることが出来なかったイカに辿り着く術をアシストしてくれる頼もしい味方になると思います。

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