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イカメタルビギナー必見!わかりやすいイカメタルの釣り方

イカメタル

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イカメタルビギナー必見

YAMASHITA 山中陽介

ライトタックルでイカが狙えるイカメタルゲームは人気急上昇中!道具までは揃えたけれど、どうやって釣れば良いの?そんな基本的なイカメタルにおいての誘い方を今回は紹介していきます!

<目次>

1.基本的な誘い 基本の誘いは3パターン!組み合わせでその日に合った誘いを探る!

イカを釣る際に頭に入れていてほしいのは、イカは早く動くものを取るのは苦手、しかし早く動くものに興味は示すという点です。スッテを小魚などのエサと認識して抱いてくるので、エサのように動かして誘うことが重要です。

イカメタルゲームにおいての誘い方は大きく分けると3つです。
①誘い上げ
②誘い下げ
③シェイク&ストップ
それぞれの誘い方についてそれでは説明していきます。

① 誘い上げ

誘い上げていく誘いは竿を水平、やや下向きからゆっくりと竿を立てていき、竿を立てきったらストンと落とす方法です。餌となる小魚がゆっくりと上に泳いでいくイメージで誘います。この時イカがスッテに抱き付くと竿先が抑え込まれるようなアタリが出ます。アタリがあればすぐにアワセを入れましょう。アタリが出るタイミングは誘い上げている途中と、ストンと落とすタイミングに抱き付いてスッテが落ちなくなるどちらかがほとんどです。少しでも違和感があればまずはアワセを入れることが重要です。

② 誘い下げ

誘い下げていく誘いは初めに竿をなるべく高く立ててそこからゆっくりと水平、やや下向きまで竿を下げていく方法です。弱った魚がゆらゆらと落ちていくようなイメージで誘い下げていくと、ふわっと竿先が浮き上がるようなアタリが出ることが多いので、アタリが出ればすかさずアワセを入れます。

③ シェイク&ストップ

竿を細かくシェイクさせることでスッテを細かく振動させ、イカを焦らせたところで、ピタッと止めてイカにスッテを抱かせる方法です。シェイクする時間と止める時間はその日によって変わりますが、だいたい3~5秒のシェイクに3~5秒の止めが一般的に効くことが多いです。もちろん10秒以上の止めが有効なこともあるので、その日の時間はいろいろ試してみる必要があります。イカのタナが明確になっているときはこの誘いは特に有効になることが多い誘い方です。

これらの3つの誘いを組み合わせることでその日のパターンを見つけ出すと1人だけ入れ乗りということもあるので、いろいろな組み合わせを試してその日のパターンを見つけていきましょう。

一例をあげておくと、シェイクして止めからの誘い上げ、誘い下げからのシェイクしての止めなど、組み合わせは様々です。

2.タナの探り方 船中でのタナの共有は忘れずに!

集魚灯が点灯して1~2時間は餌の小魚などの集まりも悪く、イカのタナ(泳層)も落ち着かないことが多いです。自分でイカのタナを探るときは、テンポよく探っていく必要があります。この時に簡単かつ早く探る方法として、2~3回巻きシャクリ(ワンピッチジャーク)をして4~5秒止めることを繰り返していく方法です。水深にもよりますが60~70m程度なら海底近くまでスッテを落として海面下20m付近までテンポよく探ります。

タナを1~2mずつこまめに探れるので、イカのタナを探るには効率の良い誘い方です。ただし、誘いが単調になりやすいので、高活性のイカはスッテを抱いてきますが、イカがスッテにスレてくると反応が悪くなり、少しだけしか触らないようなケースも多いです。そのため、この誘い方である程度イカのタナを把握したら、先述の基本的な誘いを加えて誘っていきます。

また隣近所でイカが釣れたら、遠慮なく釣れたタナを聞いてください。逆に自分が釣れたら教えてあげてくださいイカメタルゲームではタナを見つけるのが第一ですから、イカが釣れたらタナを教え合って船全体の釣果をUPさせることが重要です。

3.掛け損ねた時のフォロー スッテに興味を持ったイカは焦らして乗せる!

集魚灯が点灯してからしばらくはまだイカの活性も高く素直に乗ってくることが多いのですが、しばらく船下に付いたイカはスッテにもスレてきます。イカがスレてくると、スッテへの触りが弱くなることが多く、アタリはあるのに掛からない、という状況になるケースが多いです。アタリがあるのに掛からないイカはスッテには興味を示しているので、スッテの興味を失わせないようにスッテを動かしてあげる必要があります。この時に効果を発揮するのがシェイク長めにシェイクを入れてピタッと止める。するとスッテが動いていて触りたくても触れない状態に焦らされたイカはしっかりとスッテに抱き付いてくれます

アタリはあるけれど、掛からないという時はこのような誘い方も試してみてください。

4.明るい時間の釣り方 イカのタナは海底付近!根気よく誘うことがポイント!

通常イカメタルゲームは夜間に行いますが、日暮れ前に出船することが多いです。釣場についてだいたい1~2時間は集魚灯を点けずに、そのポイントで暗くなるのを待ちます。明るい時間帯にイカが釣れないわけではなく、明るい時間帯でももちろんイカは釣れます!地域によっては日中の明るい時間帯に狙うところもあります。

ただし、夜間のように中層から表層近くに回遊はしておらず、明るい時間帯、イカは海底付近を回遊しています。そのため、明るい時間帯は海底から5m付近を重点的に狙います。誘い方は先述の通りで組み合わせながら探りますが、狙うタナがかなり狭いのでシェイクを多用する誘い方が有効になることが多いです。船下にイカがいればすぐに反応してくれることが多いですが、基本的には船下にイカが回遊してくるのを待つため、根気強く誘う必要はあります。また船下に回遊してきても何杯か釣るとスッテにスレてしまうこともあるので、カラーチェンジを行ったり、何度か誘ってアタリがなければ20mほど巻き上げてイカの視界から一度スッテを消して再度落としてみたり(巻き落とし)すると、反応してくれることが多いです。明るい時間帯は水中も明るく、イカからスッテも見やすいので、カラーチェンジを頻繁に行い、イカをスレさせずに釣ることを念頭に置いておいてください!

5.減灯時の釣り方 タナとヒットカラーに大きな変化があるタイミング!

減灯というと聞き慣れない言葉ではありますが、その名の通り光を弱めてイカの活性を上げるために行う手法です。メタルハライドランプでガンガンに光を灯すと、海中が明るくなりすぎて、ある一定の水深よりも上にイカが浮いてこなくなることがあります。イカも海中では餌を捕りに来ているものの他の魚からは捕食されるリスクもあり、あまり海中が明るくなりすぎると、かえって活性が低くなることがあり、その対策として光を弱めて海中を暗くしてイカの活性を上げるのです。この時の変化としてあげられるのは、今まで釣れていたイカのタナ(泳層)が浅くなることが多くなります。また、海中が暗くなることにより、これまで釣れていたアタリカラーが変わることも多いです。狙い方としては、まず釣れていたタナよりも浅いタナを探る。それでもなかなかアタリが出ないときは使っていたスッテのカラーを大きく変えてみる、ということが大切です。カラーの変更は同系色よりは真逆のカラー、例えば赤緑から赤白に変えてみる、と良いでしょう。

減灯はいつでもするわけではなく、イカの釣れ具合が悪くなってきたときに船長が機転を利かして行ってくれる手法の一つなので、もし減灯したら、①タナを浅くする、②カラーを大きく変えてみる、と覚えておいてください。

まとめ(解説動画あり)

今回はイカメタルの誘い方についてご紹介させていただきました。

あくまでも今回ご紹介した誘いは基本となる一例にすぎません。自分なりにいろいろと誘いを考えて釣れた時の喜びはまた一段と違います。今回の誘い方を参考に自分オリジナルの誘いでイカを釣ってイカメタルゲームを楽しんでください!

以上の詳細を解説している動画がこちら!
こちらもご覧になって参考にしてみてください。

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YAMASHITA 山中陽介

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