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夏のロックショアでカンパチを攻略。シンキングペンシルでの釣り方を解説

青物

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Maria 宮下 大
2023/08/08

こんにちは。Mariaスタッフの 宮下 大 です。
梅雨も明けて暑い夏がやってきました。
今回は「夏に最盛期を迎える磯のカンパチゲーム」についてご紹介します。

記事の最後には、詳しい解説動画も掲載していますのでぜひご覧ください。

 

<目次>

 

1. カンパチを狙おう

 カンパチはブリ・ヒラマサに並ぶ青物の御三家の一種で、磯からの好ターゲットとして知られています。ブリ・ヒラマサより高い水温の海域を好み、より南の海域を回遊するため、釣り場も沖縄から九州南部や四国、伊豆諸島などがメインになります。ブリ・ヒラマサと比較して比較的沖合の底付近から中層を回遊することが多く、船からのムロアジやサバの泳がせやジギングで狙うのが有名ですが、ショアからも釣ることができます。今回はそのポイントを押さえていきましょう。

2. 釣りをするなら夏から秋がオススメ

 暖かい海域を好むカンパチは、春から夏にかけて北上、秋から冬にかけて海水温の低下とともに南下していく回遊パターンになります。つまりこれからの時期は北上してきたカンパチを様々な場所から狙うことができるのです。

3. まずはタックルから

 青物御三家の中でも最も引きが強いとされるカンパチを狙っていくため、ある程度強靭なタックルが必要になります。PEラインは4号以上を目安に選んでください。
ここではカンパチを狙っていく上でおすすめのセッティングをご紹介します。

① PE4号クラス(中型狙い)
ロッド:10ft前後 Hクラス (プラグMAX90g前後)
リール:8000番から14000番 (PE4号を300メーター巻くことができるもの)
リーダー:100LB前後(20号~30号)

② PE6号クラス (大型狙い)
ロッド: 10ft前後 HHクラス (プラグMAX130g前後)
リール:14000番から18000番 (PE6号を300メーター巻くことができるもの)
リーダー:150LB前後 (30号~40号)

 

参考までに、自分の二つのタックルをご紹介します。
① PE4号クラス
ロッド:Ripple Fisher Runner Exceed 95TC
リール:ダイワ Catalina 4500H(現8000番)
リーダー:100LB

② PE6号クラス
ロッド:ダイワ ショアスパルタンBT 83XXXH
リール:ダイワ セルテートSW 14000XH
リーダー:150LB

PEラインとリーダーの結束はFGノット、
リーダーのルアー結束にはダルマクリップを使用して結束しています。
釣り場で通すだけで簡単です。

 

※詳しい使用方法はまとめ(解説動画あり)で解説しておりますので、
【青物アングラー必見!】ファイターズプレッサーを使用した簡単・高強度 スリーブ止め解説
をご覧ください。

     

4. リライズが攻略のカギ

やはりカンパチ狙いは底付近から中層の攻略が肝。ということでMariaのシンキングペンシル、「リライズ」をご紹介します。

リライズのサイズはS105(40g)、S130(70g)、SS130(55g)、S150(100g フックなし)の4種類ありますが、カンパチ狙いの沖磯釣行には断然リライズS150がおすすめです。潮の流れが速い場所や水深がある場所でもしっかりと底付近まで沈めることが可能になりました。

リライズS150の商品紹介についてはこちら
https://onl.bz/HpuKcL2

5. リライズのアクションのコツ

 リライズは底付近からの「誘い上げ」が得意なルアーです。ジグと比較してスローに沈み、よりふわっとした動きで青物を誘います。
アングラーからの基本操作としては、ジグと同じように上方向にしゃくる。10~15回ほどしゃくったらフリーフォールで再び底付近まで落とす動作の繰り返し。

 

 ジグと比較してもボディの厚みがあるため、同じようにしゃくっても、ジグの動きに角が取れたようなふわふわした動きになります。一回一回しゃくる間とフリーフォールのタイミング、誘い上げてきた青物の前でルアーがピタッと止まる瞬間、思わず口を使ってしまうワケです。

 

6.根がかりが怖い。そんなあなたに

 どうしてもシンキングのルアーを使用するうえで避けられないのが根がかり。根がかり回避のポイントを3点お伝えします。

①ラインメンディングをしよう
着水後は自分とルアーをまっすぐに。着底をより早く感じ取れるように張らず緩めずのテンションで糸を出します。

 
②狙うポイントはズバリ底付近
毎回底を取ると根がかりのリスクもそれだけ高まります。底付近まで落とせばリライズの効果は抜群です。

③テールフックをシングルに
根がかり対策としてリライズのテールフックをシングルフックに変えます。針の本数が少なくなれば根がかりのリスクも軽減されます。このシングルフックにタコベイトを装着するとアピール力も上がるのでお勧めです。

 ※根がかりしてしまった場合、カンパチを狙うPE4号以上のタックルだと外すのが大変です。手で引っ張ると怪我をする恐れがあり、スプールを抑えて引っ張るとリールの破損のリスクが高まります。安全に糸をカットするためにラインブレーカーを使用してください。

7. 磯での注意点

 ここまでカンパチの狙い方についてお話してきましたが、最後に磯での注意点を。最近は酷暑が続きますので、水分補給は欠かさずに、熱中症に注意してください。カンパチは体高もあり、暖かい海域に生息することから、青物の中でも引きが強烈です。アングラーを楽しませてくれる最高の魚ですが、ドラグの設定を間違えると大変危険です。リライズなどのシンキングのルアーはバイトシーンが見えないので自分の耐えることのできる無理のないタックル・ドラグ設定で楽しんでください。

8. まとめ(解説動画あり)

 今回は夏のロックショア、カンパチゲームについてご紹介させていただきました。リライズのようなシンキングペンシルを使うことで、釣りの幅も大きく広がります。暑い日も続きますがロックショアをお楽しみください!

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

9. あわせてお読みください

Maria 宮下 大
2023/08/08

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