
YAMASHITA 山口 冬馬
2026/6/30
ツツイカなどを狙うライトエギングにおいて、エギの「沈下速度(フォールスピード)」と「レンジ(タナ)」のコントロールは釣果を分ける重要なポイントです。 今回は、YAMASHITAからリリースされているライトエギング専用エギ「NAORY(ナオリー) レンジ」シリーズにフォーカスし、その優れた機能と、「ベーシック」「シャロー」「ディープ」の3タイプの使い分け方について詳しく解説します。
<目次>
1.ライトエギング専用設計!「NAORY」シリーズ共通の強み
NAORY レンジシリーズは、ただ小さなエギというわけではなく、ライトエギングで釣果を伸ばすための専用設計が随所に盛り込まれています。
「繊細な感度」と「キレのあるダート」の両立
頭部と目元の面積を広くした「水を掴むヘッド」により、水中の僅かな抵抗を感じやすく、イカのいるレンジをキープしやすくなっています。同時に、表面積を減らしたライトエギング専用の「水を切るシンカー」を採用することで、レンジを外れない山なりのシャープなダートアクションを実現しています。

温度でアピールする「ウォームジャケット」
太陽や集魚灯の光を吸収して蓄熱する特殊布を採用。ベイトフィッシュに近い温度を再現し、周辺との温度差でイカに強烈にアピールします。

従来比1.5倍!超高輝度発光のGLOWボディ
高輝度のGLOWを採用しており、濁り潮の中や夜間でも抜群のアピール力を誇ります。

夜間でも判別しやすい単色レーザーアイ
暗闇の中でも、アイ(目)を見るだけでどのシリーズ(タイプ)か一目で判別できるようになっています。

2.状況で使い分ける!ベーシック・シャロー・ディープの特徴
NAORY レンジには、沈下速度とアクション特性が異なる3つのモデルが用意されています。状況に合わせて使い分けることで、釣果は劇的に変わります。
1. NAORY レンジ ベーシック(ライトエギングの基準モデル)
特徴: 誰にでも扱いやすく、ロッドアクションに対するレスポンスが非常に良いモデルです。動かしたい時に思い通りに動かせるため、水中での動きをイメージしやすいのが特徴です。
使い分けのシチュエーション: 釣り場に着いて一投目、迷ったらこのタイプ。海の状況を探るのに最適です。キレのあるダート幅をアングラーのロッドワークで任意にコントロールできるため、状況を問わず幅広く活躍します。
2. NAORY レンジ シャロー(表層・見えイカ攻略モデル)
特徴: 絶妙な沈下速度と、連続ダートでも水面から飛び出にくいのが最大の特徴です。また、重量が従来(ナオリーレンジハンター)より約10%以上アップしており、沈下速度は変わらず遠投性が向上しております。
使い分けのシチュエーション: 表層付近に浮いている「見えイカ」や「低活性の浮きイカ」をじっくり狙う場面に特化しています。水面直下で連続ダートさせてもエギが飛び出にくいため、足場の高い堤防などでも非常に扱いやすいモデルです。
3. NAORY レンジ ディープ(深場・キレッキレのダートモデル)
特徴: 深いレンジ(タナ)を維持する能力に長けています。水を切るシンカーの効果が最も色濃く反映されており、シリーズ中で一番「キレのあるダート」を演出できます。
使い分けのシチュエーション: イカが沈んでいるディープレンジ(深場)を直撃したい場面や、潮流が速いエリアでの使用に最適です。深い場所でも軽い力で簡単にダートアクションを引き出せるため、深場のイカにしっかりアピールできます。
【スペック一覧】
| レンジ | 重量(g) | 沈下速度(秒/m) | 全長(針ヌキ)(mm) |
|---|---|---|---|
| 1.5D | 4.7 | 3.0 | 50 |
| 1.8D | 7.0 | 2.5 | 60 |
| 2.3D | 11.0 | 2.0 | 75 |
| 1.5B | 3.8 | 4.5 | 50 |
| 1.8B | 6.0 | 3.2 | 60 |
| 2.3B | 10.0 | 2.5 | 75 |
| 1.5S | 3.3 | 8.5 | 50 |
| 1.8S | 5.0 | 10.0 | 60 |
| 2.3S | 8.3 | 5.0 | 75 |
3.釣果を伸ばすカラーローテーション

タイプ選びと同じくらい重要なのがカラーです。NAORYシリーズには多彩なカラーが用意されています。
- 高活性・濁り潮にはアピール系: 「001 オレンジグロー」や「002 ピンクグロー」は、強力な夜光効果で回遊しているイカの足を止める効果が高いカラーです。
- 迷った時のオールマイティー: 「007 オールオレンジグロー」は時間や場所を選ばず使える万能カラー。「010 金アジ」は日中からマヅメ時に有効なフラッシング系です。
- 低活性・スレたイカにはナチュラル系: 澄み潮や活性が低い時間帯には、シルエット重視の「012 赤エビ」や、フラッシングで誘う「015 イワシ」をボトム周辺で使うと効果的です。
4. まとめ
ライトエギングでは「今イカがどの層にいるのか」を素早く見つけ出すことが重要です。まずは「ベーシック」で様子を探り、表層にイカが浮いていれば「シャロー」でじっくり魅せ、深場に沈んでいるなら「ディープ」で手返し良く探る。
この3タイプの使い分けをマスターして、ぜひライトエギングでの釣果アップを目指してください!
今回、ご紹介した製品はこちら。

