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ヤマシタ - 船BLOG詳細

2017/02/16 04:00 <見逃し>釣座の優劣について考える… ~コマセ釣り編~

タグ: ワラサ  マダイ 

今回は、船釣りファンならファンなら、気になる

釣座について、解説しているブログをご紹介します。
昨年秋の記事ですが、参考になりますよ!

おはようございます!

剣崎のワラサが絶好調!

釣船はどこも満船!

良い釣座を確保するために寝ずに前日入りするお客様もいらっしゃるのではないでしょうか??


釣船に着くと、自分が1番に到着!

釣座は選び放題!

さぁ、どこを選ぼうか??


まず、選び放題なら、通常4隅と言われる両舷の大艫か大舳を選ぶ

ケースが多いと思います。


よほど船長と話しながら釣りがしたいと言って操舵室横の胴の間を選ぶってのは

かなり稀なケースでしょう。


今回はコマセ釣りで考えてみましょう。

コマセ釣りの場合、コマセが潮上から流れてくる潮下と呼ばれる部分が

最も有利とされています。


考えてみれば、魚は流れに逆らって泳いでいるわけで、

そこから流れてくる餌を捕食するのは至極当然なことで、

コマセに誘われた魚は潮下から入ってきますから絶対的に潮下が有利になります。


(潮下、潮上は人によって言い方が異なります。

今回は潮が流れている下流側を潮下と呼んでいます。)


基本的に船は潮の流れに対し、舳側を上流に向けます。

という事は、大艫が有利という事になります。

が!!ここの図で書いている通り、風の向きも考えねばなりません。

風がなければ大艫が絶対的有利です。

ただし風が強いと船は帆を立てて風に対して風上側に舳を向けます。


なので、風向きと潮の流れが逆になるケースもあり、

その時は舳側が潮下になります。

アンカリングをほとんどしない東京湾・相模湾においては大艫が

絶対的有利というわけではありません。

舳が有利になることもあるのは事実です。


風向きはある程度天気予報で予測できますが、

潮の流れまではなかなか予測しにくいです。

潮の干満である程度、こう流れるだろう…と考えていても、

いざ蓋を開けてみると、全然思い通りの潮の流れにならないことが多いです。


場合によってはこんなケースもあり得ます。

この場合は右舷全員有利という事になりますね。

魚のやり取りがしやすい舳・艫が魚が取りやすいかな。

特に青物の場合は。


で、ここからは私が先日ワラサ釣りへ行った時の話…

この日の予報は北風。

朝の早いうちは上げ潮、その後下げ潮なので、下げ潮時間の長いと考え、大艫を取りました。

が!いざ蓋を開けてみれば…

1日通して潮上…。

舳は朝からヒット連発です。


完全に撒き餌係となった1日…

ですが、潮上になった場合はそれなりに攻略方法があります。


ひとつはコマセの打ち返しのインターバル。

潮下は正直言って放っておいてもコマセが潮上から流れてくるので、

1回仕掛を入れたら付け餌の確認をする程度の間隔で良いかと思います。

ですが、潮上は撒いたコマセが潮下に流れてしまうので、

頻繁に打ち返して自分でポイントを作らなければなりません。

自分はコマセを撒いてから約1分半~2分で打ち返していました。


次に仕掛の重さです。

ワラサのようなコマセに突っ込んでくるような魚は、

ドバっと撒いたコマセの中になるべく早く仕掛を入れてやる必要があります。

太軸、太ハリスの重めの仕掛で竿からの伝達性をよくしてコマセの帯に素早く入れてしまうのもひとつです。


仕掛を細く、針を軽く、ハリスを長くしてなるべく潮下に流す方法もありますが、

これは比較的空いている船で真鯛などには有効な手法かと思いますが、

満船で走り回るワラサでは反って不利となるのは明確です。

ましてやハリスの長さを指定されてしまっては、もう何もできません。


あと、面白いケースとして、潮下から順にアタって、次は自分!

と思った矢先、胴の間飛び越して一番潮上にアタるというケースです。


これはコマセに付いている魚が多いエリアでよく起きる現象ですが、

ある程度コマセに付いてしまうと餌の出所の根源近くに寄るケースがあるためと考えています。


養殖の魚と同じにしてしまうと申し訳ないですが、

養殖魚でも餌を1カ所から与え続けると、最も餌の取りやすい出所近くの有利なところに居ようとします。


その現象がコマセを撒く船下でも起きているのでは…?

と考えています。


餌の出所の根源へ行こうとして餌の出所を通り過ぎ、潮上から下ってきた最初の餌が

最も潮上の釣人の仕掛。

この現象が起きているのではないかな、と考えています。

(あくまでもイメージですよ)


なので、なるべくコマセを撒き、魚に根源を見つけさせるというのが

潮上側の釣り方だと考えています。

なので、胴の間でも潮上よりもコマセを撒く量が多ければそこが餌の出所と魚に思わせれば

同じ現象は起きるでしょう。


この日の釣果は10本。

最も潮下である舳側が12本、11本だったのでなかなか健闘した方かと思います。


潮上だからと諦めず、一生懸命コマセを撒きましょう。

もちろん潮代わりで潮下になる時もありますしね~。


ではこのへんで!


by Yamanaka

 

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