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ヤマシタ - 船BLOG詳細

2017/10/23 04:00 東京湾タチウオ攻略 ~水中の壁を探せ~

おはようございます。

今回も前回に引き続き東京湾のタチウオ攻略についてお話をしたいと思います。

タイトルにもあるように、今回のキーワードは「」です。


壁っていうと物的なものというのが普通ですが、

今回は目には見えにくい壁という感覚です(?)

余計訳わかりませんね…(汗)

壁とは私が勝手に言っているだけなので、その部分は御承知ください…


前回のタチウオ釣行の際にもこの「壁」を利用した釣り方をしていました。


タチウオを狙う上で、最も重要なのは「潮の壁」と「光の壁」です。


特に先日のタチウオ釣行では、「潮の壁」を利用した誘いをしました。


東京湾、特に観音崎沖周辺の海域は、東京湾の中でも水道筋で潮の変化が大きいところです。

前回の釣行時の水中イメージはこんな感じです。


2枚潮というよりは3枚潮ですね。。


季節の端境期は、水温、雨(塩分濃度)、海中のプランクトン量から、

潮の層が何枚にもなることがあります。


今回の潮の壁というのは、赤線の部分、速潮と緩潮の境目を私は呼んでいます。

速潮と緩潮の見分けは、水中でシャクった時の重さが異なるので、

慣れれば容易に判別がつきます。

注意すべきは浅くなるほど水抵抗が小さくなるので(ラインの出てる量が少なくなるので)、

浅くなるほど軽くなるのは当然で、その部分は考慮しなければなりません。

シャクっていれば急に軽くなる、もしくは重くなるので、さほどわかりにくくはないかと…


ただ、場合によっては全く潮の壁が存在しないというケースもあります。

これはあとでお話しします。


こういった状況時にタチウオはどこにいるのか??

これは遊泳力の強い特大クラスを除き、ほぼ緩潮にいるケースが多いです。

タチウオは他の魚と違い、尾鰭が無く、また胸鰭も小さいため、背鰭のみでの遊泳を行ないます。

なので、さほど遊泳力に優れている魚とは言い難いのです。


この遊泳力の乏しさを利用したのが潮の壁の釣り方。

緩い潮の中では持続的にエサを追えるタチウオも、速潮に入ったときには

餌を追い切れなくなります。

潮の壁に餌を追い詰めさせて喰わせるという状況を作り出すのです。

速潮に入る前に焦らして喰わせるのがこの潮の壁を利用した釣法です。


理想形はテンビンが速潮の中にあり、餌が緩い潮の中にあるという状況。

緩潮の中をスピーディーに誘い、アタリを出したら速潮の中に入った途端に、

誘うスピードをダウン。

場合によってはその場でシャクるだけ。

そうすることで、一気に喰わせまで持ち込むことができるケースが多かったです。


場合によっては、潮の壁で置き竿でも釣れてしまいます…

潮の壁周辺は潮がヨレているケースが多いので、

図のような状況になれば、餌はオートマチックに誘ってくれます。

そうなれば、何もしなくてもタチウオが餌を追い詰めた状況になるので、

タチウオが餌を見つければ喰ってきてしまうのです。


潮の壁は1日のうちで場所は変わってくるので、

その都度見つけていく必要はあります。

ただし、見つけてしまえば、爆裂に釣果が出せる可能性は高いです。


この日アタっても同じ誘いを続けて喰い込むのを待つ人が結構いました。

誘いとしては間違ってはいないですが、

やはり途中でアタリが途切れてしまうという状況でした。

上潮が速いとこういった状況に陥りやすいのです。


緩潮の中で喰わせるというのも釣り方としては有りです。

ただし、緩潮ということはタチウオが餌を捕りやすい環境で、

吟味もしやすい状況です。


つまりアタッてから喰わせるまでの時間がかかるということです。

速潮を利用して誘った方が、喰わせまでの時間は早いと思います。


実際に、アタるまでの誘いと喰わせるまでの誘いを変えて緩潮の中で喰わせるような

エキスパートもおられるのは事実ですが、こちらの方が難しいような気はしますね。


ちょっと長々となってしまいましたが、潮流の速いエリアでは非常に有効な釣り方なので、

是非、今絶好調の観音崎周辺、これから始まる久里浜周辺のタチウオで試してみてください。


光の壁については次回お話しします!!


by Yamanaka

 

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