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2009年5月 神奈川県真鶴町 設置報告

 

 2009年5月中旬、神奈川県真鶴町にて行なった「ヤマリア産卵床設置」の報告です。
ヤマリアとして2007年から産卵床設置支援も行なっていた、岩ダイビングセンター様 にお手伝いをしていただきました。

土のう作り

まず、岩漁港の海岸にある砂を利用して土のうを作ります。1つの土のうの重さは約40kg。1つの産卵 床に対して7つの土のうをつけます。

2人1組で作業します 軽トラックで港まで運びます

木の伐採・運搬

岩ダイビングセンター様のお知り合いの方から提供していただいたビワの木を伐採します。できるだけ葉が生い茂っ ており、枝ぶりのいいものを使用します。

チェーンソーで伐採 こちらも軽トラックで運びます

産卵床作り

伐採した木を港へ運び、高さ約2~5m程度の木を約3~4本束ねたものを1基として作成します。今 回は2基作成し、これをロープで土のうに結び付けて、船に積み込んだら陸上の作業は終わりです。

ビワの木を中心に、ザクロやお茶の木で周りをデコレート 海中で解けないよう、独自の結び方をします

船に積み込み、投下

産卵床の土のう部分を船に積み、木の部分をぶら下げてポイントまで移動します。投入場所は過去の実績から2箇所を選出し、1基ずつ投下しました。
行ってらっしゃい~ 船から投下します

投下した後は、岩ダイビングセンターのダイバーの方に協力していただき、投下した産卵床の位置を調整します。
流失防止のため、海底の砂浜の波紋の向きに対して産卵床の枝が茂っている方を陸に向けて90度にしたら、産卵床設置の完了です。

 
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