ページの先頭です。

このページの本文へ移動します。

エギング入門者必見!分かりやすいエギの色の選び方

エギング

  • Facebookシェアする
  • Twitterツイートする
エギの選び方

YAMASHITAエギングマイスター 川上英佑

エギングで最もアングラーを悩ませる、エギのカラーの選び方。エギには背中の色と下地の色があり、何十色もあるその組み合わせは複雑で、どのように使い分けたらいいか、迷ってしまいます。どんな状況で、どんな色を選べば良いのか?下地の色はどのように使い分けたらいいのか?エギのサイズの選び方も交えながら、明快でシンプルなカラーの選び方を紹介します。エギのローテーションにも役立つおすすめのエギのカラー理論を是非ご覧ください。

エギの背中の色は潮の色に合わせる

エギのカラーをどのように選べばよいのか?世の中にはたくさんのカラーがあるので、実際、どの状況でどのカラーを選んだらよいのか迷いますよね。自然界には無いような、ピンクとかオレンジ。暗い色、ブルー・ブラウン・グリーンなどもあります。エギの背中の色で選びは、基本的に、潮の色に合わせるようにします。水が濁っている時、少しエギが見づらく濁っている潮の色の時は、オレンジやピンクなどの派手な色を選びます。派手な色の方がエギも見えやすいし、追いかけてくるイカも発見しやすいです。対照的に、潮が澄んでいる時は、ベイトフィッシュのブルー系。また水の底にいるベラなどの小魚に模したブラウン系など、ナチュラル系やダーク系の自然に近い色を選びます。

エギの下地(テープ)の色は太陽の色に合わせる

エギには背中の色とは別に、下地(テープ)のカラーがあります。これは悩む人が多いですね。金、虹、夜光、いったいどれを選んだらよいのでしょう。背中のピンクを選んでも、金色の下地、虹色の下地、青い下地、シルバーの下地など様々です。実は下地を選ぶ時でも、迷わない一定のルールがあります。私の場合は、光の量を下地の色に合わせています。太陽が登って来る朝マズメ。太陽の色だんだんと、赤色からピンク色、オレンジに変化していきます。その時、下地をその光の色に合わせます。夜とか暗い時間帯は赤。太陽が登り始めた時はピンク。陽が上がってきたらオレンジ。完全に明るくなったら金色。太陽が真上に来ると白い色になって、強い光になります。この時に銀色とかホログラムなど、強い光を反射できる下地の色を選びます。そして、夜光色やケイムラ。ケイムラというのは、透過性が高い透明なボディーで紫外線を受けて発光するものです。ケイムラボディも光が強いときに有効で、紫外線発光するため、曇り空でも紫外線は届くので、曇り空にも有効です。夜光タイプは夜に使うのがオススメ。水が濁っている時でも夜光はぼんやりと光るので有効です。太陽が登り始めて、光の色が変化するに連れて、赤から、ピンク、オレンジ、金、銀・ホログラム。そして今度は陽が沈んでいく時は、この逆で、銀・ホログラムから、金、オレンジ、ピンク、赤というように、時間帯によって下地を太陽光に合わせていきます。また雨や曇りの時もあります。その時は陽が少ないので夕方でも暗いと感じたら、早めにピンクや赤色に替えて下さい。その時の天候の光の量で、下地の色を調整する。これでもう下地選びは、迷う事はありませんね。

エギのサイズをイカの大きさで選ぶ

エギが大きいと、大きいイカが釣れる可能性が上がる

エギングで使用するエギには様々なサイズがあります。2.5号、3号、3.5号、4号と数字が大きくなると、エギも大きくなっていきます。どういった時に、どのサイズを選ぶのか?それはアオリイカのサイズに合わせてエギを選ぶことです。アオリイカは、夏に生まれて、秋にどんどんと成長します。まだ小型の9月10月の秋は、2.5号~3号を選びます。秋も深くなった10月、11月はイカもサイズが大きくなって大きなエサが捕れるようになるので、3号~3.5号を選びます。そして春。一番大きいアオリイカが狙えるシーズンです。1kg、2kgなどの大型が居るので、3.5号をメインに4号も使います。大きなエギで狙うと、釣れるアオリイカのサイズも大きくなります。アオリイカのサイズに合わせて、シーズンでエギのサイズを選んでください。

次ページへ続く:釣り場に合わせてエギを選ぶ方法

エギのサイズを釣場の水深で選ぶ

アオリイカのサイズに合わせてエギを選ぶのとは別に、もう一つの要素があります。エギは大きいエギになるほど、沈下スピードが速くなります。浅場を狙う時、重たいエギで探ると沈下スピードが速くて、根がかる率が高くなってしまいす。なので、水深に合わせて小さいエギを使うという手段もあります。例えば1mもない水深で、アオリイカが見えている場合は2.5号や3号。1m沈むのに4秒~5秒かかるものを使うと、浅くてもゆっくりとエギをアオリイカに見せることができるので、バイトのチャンスが増えます。逆に、イカのサイズは大きくないが、10m、15mといった深場を狙う時、こんな時は、秋の早めのシーズンでも、3.5号を使うケースもあります。水深、イカのサイズでエギを選ぶ。そしてたまに小魚が群れで回って泳いでいる時などは、イカがその魚を狙っている事があるので、小魚のサイズにエギを合わせることも有効です。

エギのタイプ選び。沈下スピードで使い分ける

左:シャロー、中央:ベーシック、右:ディープタイプ

シーズンを通して、一番使用頻度の高い3.5号。この3.5号にも沈下スピードによって様々なタイプがあります。状況を早く探るには、ベーシック(ノーマル)タイプ。1m沈むのに、約3秒かかります。これを軸に進めていきます。水深10m・15mなどの深場を狙う時は、このディープタイプ。約2.2秒で1m沈みます。深い場所でも早く沈むので、着底させるのがとても楽です。深場はこのディープタイプがオススメです。次は水深が極端に浅い場所、1m~2m。エギを沈めて、アオリイカにエギを抱かせる時間が充分に取れない場所。そんな時はシャロータイプを使います。シャロータイプは1m沈むのに、約6秒かかりゆっくりと沈むので、根掛かりするリスクも回避できます。水深と状況に応じて、ベーシックタイプ、ディープタイプ、シャロータイプを使い分けてみて下さい。

イメージが沸きにくい方は動画をご覧くださいね。

YAMASHITAエギングマイスター 川上英佑

1 2

  • Facebookシェアする
  • Twitterツイートする