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ライトの光源によるカラーセレクト ハロゲンランプ編

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YAMASHITA 山中陽介
 

 近年各地で大流行のイカメタル・オモリグゲーム!各メーカーからたくさんのカラーのドロッパーやエギ、

メタルスッテが販売されていてそのセレクトには迷うこともあると思います!

そこで今回は光源の種類によるカラーセレクトをご紹介!

第一弾はハロゲンライト下でのカラーセレクトです。

<目次>

ハロゲンランプとは 古くからある淡黄色の照明などにも使用される光源

 ハロゲンランプは漁業などでも古くから集魚灯として使用されているランプの一つでやや黄色っぽい色を

していることが特徴です。今でも船の集魚灯には利用されており、イカ釣りにおいてもよく活用されています。

近年はメタルハライドランプが主流となる中、やや古い印象を受けますが、イカ釣り船でも多くの船が搭載

しているランプの一つで、特に「減灯」と呼ばれる際に使用する光源です。

減灯はイカの活性が下がったときや、イカを捕食する魚が多いときに、イカの活性を上げるために行います。

通常のメタルハライドランプに比べて赤~橙色の光の波長が強く、海中への透過がやや悪いため、

浅い水深にのみ光が届き、魚などが暗くなって逃げてしまったり、捕食対象のイカを見失ったりしてしまい、

一時的に暗い海中で餌を捕ることに長けたイカの活性が上がることを狙って行います。

またエリアによっては光量を規制していることもあり、そういったエリアではこのハロゲンランプを使用する

遊漁船もあります。

ハロゲンランプに有効なカラー 光源の色に合わせたカラーが最もアピール抜群!

ハロゲンランプは先述のように光の波長は橙色~黄色の波長が強いです。そのため、スッテの色も

その系統のカラーのほうが反射が強く出るため、海中では目立ちやすくなります。具体的に言うと、

赤黄オレンジオレンジ緑などは海中ではハロゲンランプの光の波長に対して強く反射します。

基本的に船下に集まってきているイカは餌を求めてやってきている活性の高いイカがメインなので

海中で目立つ物が初めに触りやすい傾向があるため、その海中で目立つカラーをセレクトすることが

アタリを出すための近道となります。

水深によるカラーセレクト 減灯後のイカのレンジの変化に注意!

 減灯時に用いられることの多いハロゲンランプ。減灯は先述の通り釣果につなげるために船長の

判断による戦略の一つです。この減灯で特に注意したいのがイカのレンジが変化することです。

減灯すると全体的に海中が暗くなるのでイカのレンジが餌を求めて浮き上がる傾向があります

(もちろん逆のパターンもあります)。その際に、より早くイカにスッテを見つけてもらうために

布色のセレクトの他にボディカラーのセレクトも重要になります。

仮に釣れていたレンジが減灯前は50m前後だとして、20m付近まで浮き上がることがあります。

その際、使用しているスッテやドロッパーのボディカラーは減灯前であればピンクボディが最も

アピール力が高いですが、減灯すると浮き上がることにより、ケイムラボディが有効になります。

このように、布色とともにボディカラーも併せてカラーセレクトしていくことが重要です。

まとめ

今回はハロゲンライトの点灯時のカラーセレクトをご紹介させていただきました!

ライトの光源の種類を意識することでそれに合ったカラーセレクトができます。

あくまでも一例ではありますが、このようにカラーセレクトの基準を設けておくと、

迷いがなくなってきますので、ぜひご参考にしてみてください!

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