
関西圏・中部圏で最もイカメタルゲームが盛んに行われている若狭湾。
その中で人気船が多く集まる敦賀の隣の越前エリアは若狭湾の入り口である
越前岬を有するイカの通り道となっているポイントです。
港がいくつもありそれぞれの港に数軒の釣船があり、イカメタルの愛好者からは穴場的なポイントと言われている釣場です。
今回はその越前沖のポイントについてご紹介していきます。
目次
越前沖 人気エリアの敦賀の隣町の穴場的な存在
越前エリアはイカ釣りで人気の敦賀市の隣に有するエリアで、
敦賀からの30分ほどさらに走ったエリアで比較的アクセスは良いエリアです。
越前エリアは漁業と兼業で遊漁を実施する釣船もあり、夏季のみ遊漁を行う船もあります。
船の規模は中型規模が多く、乗船定員も10~16名ほどの乗船と敦賀よりもやや少ないです。
越前沖に関してですが、越前岬周辺は急深のエリアが多く、
ポイントが港から近いのが一つの特徴です。
近いエリアではポイントまで10分ほどというところもあり、
半夜便と深夜便を1隻で入れ替えて出船している釣船もあります。
ポイントの水深はわずかな距離の差で30mのところもあれば100m近くの場所もあります。
釣況によって沖合攻めたり近場を攻めたりするので一概には難しいところではありますが、
平均すると30~50mを狙うことが多いです。
水深が浅く潮流が緩い時はアンカリングで留めるケースが多いですが、
沖合の場合はパラシュートアンカーを使用して流し釣りになることもあります。
シーズン 夏季に盛期を迎えイカの回遊次第で大釣り出来る日も!
越前沖は夏季のみに遊漁、もしくはイカ釣りをする釣船も多いです。
周年遊漁を行う釣船では、冬季~春季はヤリイカ、夏季はケンサキイカ(当地でマイカ)、
秋季はアオリイカを狙う船もありますが少数派です。
敦賀同様ヤリイカにケンサキイカが混じり始めたらケンサキイカ狙いにシフトするケースが多いです。
近年はゴールデンウィークが明けるころからケンサキイカシーズンがスタートすることが多いです。
シーズン終了は8月いっぱい位までで、その後は釣果が不安定になり、アオリイカ狙いに切り替えたり、
他の魚種に切り替えたりする釣り船が多いです。比較的浅場を狙う傾向があるので、
シーズン通してケンサキイカのサイズは良型が揃いやすい傾向はあります。
また、ちょうど若狭湾に回遊するケンサキイカの通り道でもあるエリアなので、
大挙して群れが訪れることがあり、この時に大釣りする可能性があるのが特徴の一つです。
実績スッテ・カラー メタルスッテはやや軽めを使用。ピンクボディやケイムラが効果的!
越前エリアは水深が敦賀などに比べてやや浅いことが多く、メタルスッテも軽い傾向があります。
重くても大抵20号、平均すると15号程度で対応が可能です。
また基本はアンカリングが主流のため、潮が早い時はオモリグでの対応も良いでしょう。
比較的ボトム中心の釣りがメインとなりますが、水深が浅めのため海底付近でも光量が届いていることが多く、
ケイムラやシルエットの出やすいピンクボディが強くなるケースが多いです。
また船下にイカが滞留しやすくスレやすいので、小型のスッテが活躍するケースも多いです。
攻略法 基本はボトム中心の釣り。ただ、場合によってはかなり浮くケースも!
水深が平均して浅いため、狙いの基本はボトム中心となります。
集魚灯が点灯後もボトムから15m程度までがヒットレンジとなるケースが多く、
そのレンジを重点的に狙うことになります。
シーズン初期の6月は大型主体に混じるので、イカメタルでもロングステイ、
またオモリグなどが有利になるケースも多いですが、
最盛期に入ると小型が増えると他のエリア同様にシェイクや強めのシャクリからの誘い下げなどが効果的になります。
またイカの回遊が大挙する場合があり、この時は海面から10m前後までかなり浮くケースもあります。
基本のメタルスッテの号数が軽いので、小型のイカでも乗りやすく、
またメタルスッテが軽いためアタリも明確に出やすいです。オモリグでキャストして広く探るのも効果的です。
エギは2.5号メインに2号前後の小型も用意すると効果的です。
まとめ
今回は越前エリアの攻略法に関してご紹介させていただきました。
越前エリアはポイントが港からかなり近く、浅い水深で釣りができるのが魅力です。
また釣船の大きさの割には乗船人数が少ないので、広々のんびり楽しみたい!
軽めのスッテで楽しみたい!って方はオススメです!
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越前 新保港 第17金松丸
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