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冬のイカメタル人気ターゲット!ヤリイカの釣り方徹底解説!

イカメタル

ヤリイカ

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イカメタルビギナー必見!

YAMASHITA 山中陽介
2023/12/07

 イカメタルではケンサキイカが主にメインターゲットとされていますが、イカメタルで狙えるイカは実はケンサキイカだけではありません。実は晩秋から早春にかけてはヤリイカがイカメタルで狙うことができます。

今回はこのヤリイカをイカメタルで狙う釣り方をご紹介していきます!

 

<目次>

1.ヤリイカの特徴
「ライトが点灯しても海底付近。ほとんど浮くことのないイカ」


 ヤリイカは比較的低水温を好むイカで、水温が下がり始める晩秋から早春にかけて沿岸部に接岸し釣りやすいシーズンを迎えます。大型になるイカで、オスは胴長50㎝を超え、一般に大型のヤリイカは「パラソル」と呼ばれています。

エリアとしては東北、北陸がヤリイカ釣りの盛んなエリアで、東北は10月頃から2月頃まで、北陸は1月頃から4月頃までがハイシーズンを迎えます。

ヤリイカは一見するとケンサキイカとよく似ていますが、ヤリイカはケンサキイカよりもやや細身で足が短いのが特徴です。またケンサキイカのように中層を活発に泳いで餌を漁ることはほとんどなく、海底付近で落ちてくる餌を待ち構えているタイプのイカです。また先述のように足がケンサキイカに比べて短いため細身で小さめの餌を好みます。

2.イカメタルでの釣り方
「狙いはボトムのみ!フォールアクションを中心に狙うべし!」


  ヤリイカは先述のようにほとんど集魚灯のライトで浮くことがありません。つまり、ケンサキイカのように広いレンジを探る必要がないのです。基本は海底から5m以内。群れの濃さにもよりますが、群れの規模が小さい時ほど海底付近に近く、群れの規模が大きければ海底から広く存在します。5m以上の高いレンジで釣れるときはかなり大きな群れが入ってきていると考えて相違ないでしょう。

釣り方としてはメタルスッテが着底したら根掛かりしないように50㎝~1mほど底を切り、竿をゆっくりとしゃくって、ゆっくりと誘い下げ(テンションフォール)させてアタリを待ちます。竿を下げきったら少しステイさせ、そこでイカの乗せる間を作ります。アタリが出るのは誘い下げ中かステイのどちらか。活性が高い時は誘い下げ中に出ることが多いですが、活性が低い時はステイ中にアタリが出ることが多いです。アタリがあればすぐさまアワセを入れましょう。

また、ヤリイカはケンサキイカのように船下にあまり滞留しません。どちらかというと餌を求めて回遊し、すぐに抜けてしまうことが多いです。この回遊のタイミングにスッテが回遊してくるレンジに入っていなければチャンスがありません。ただ、先ほども述べたように回遊してくるレンジはほぼ決まっているので、回遊してくるまでは根気よく誘い下げ&ステイを繰り返して回遊に備えておきましょう。船下に回遊してくるヤリイカはほとんどスレていないことが多いため、スッテさえ海底付近にあればだれにでもチャンスはあります。

特に船で誰かが釣れ始めたときは最大のチャンス!しっかりと誘って、アタリに備えましょう!

3.メタルスッテの重さの選び方
「基本は底が取れる重さで!なるべく軽めが◎!」


 ヤリイカを狙う際は殆どが海底付近。ポイントは水深が30mのところもあれば100m近いところもあります。大事なのは確実に底が取れること。着底がわからなければ狙っているところが不明確になり狙い通りのレンジに仕掛けが入っていないこともあります。

また糸が立たないような軽さのメタルスッテを選ぶと同船者とオマツリしてしまうこともあります。釣り船から重さの指定がある場合はその重さに統一しましょう。

もし軽くしても問題がなさそうな場合は少しずつ軽くしていき、糸が立ち、かつ底が取れる重さにしていくとよいでしょう。誘い下げがメインの誘いのためメタルスッテは軽いほうが操作性も良く、また小シルエットを好むヤリイカには軽めのメタルスッテのほうが効果的なことは多いです。

潮が緩い場合はエリアによっては12号や10号、8号などの軽めのメタルスッテを使用することもあります。

4.ヤリイカのイカメタルで有効なドロッパー
「ヤリイカの脚の長さに合わせた細身や小さめのドロッパーが◎」


 ヤリイカはケンサキイカのように脚が長くなく、触腕も短いのでケンサキイカで使用するボリュームのあるドロッパーよりも細身のドロッパーのほうが有利なケースが多いです。

状況によってはプラ角が有利になるケースもあるので、数種類忍ばせておくと良いでしょう。カラーはブルーやピンク系を中心に日中の明るい時間帯はケイムラの効果も高いです。

5.まとめ(解説動画あり)


今回はヤリイカのイカメタルについてご紹介させていただきました。
イカの種類によっても狙い方が大きく異なることがおわかりいただけたでしょうか?

ヤリイカはレンジも決まっていて誘いもあまりパターンが多くないので比較的イカメタルでは入門種と言えると思います。

ただ、釣りをする環境が寒い時期なので防寒対策をしっかりとして冬のアツいヤリイカのイカメタルゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?

以上の詳細を解説している動画がこちら!こちらもご覧になって参考にしてみてください!

6.あわせてお読みください



YAMASHITA 山中陽介
2023/12/07

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