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オモリグの最重要事項!エギのローテーション方法!

イカメタル

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イカメタルステップアップ講座Vol.1

YAMASHITA 山中陽介
2022/7/27

近年流行のオモリグ釣法。潮流の速い状況や大型のケンサキイカを狙ううえでは非常に有効な釣法ではあります。しかし、オモリグはアクションが単調なため、どうしてもスレやすい欠点があります。

その欠点を補うためにエギのローテーションを行う必要があります。今回はそのエギのローテーション方法をご紹介します!

 

<目次>

1.オモリグ釣法のメリットとデメリット!速潮時や大剣狙いには有効な反面、アクションは単純でスレやすい


 大型のケンサキイカが釣れやすい、錘調整で速潮でも対応できるという点から近年、注目を集めているケンサキイカのオモリグ釣法。こういった大きなメリットがあるため、チャレンジされる方も多いのが現状です。

しかし、オモリグにもデメリットがあります。オモリグの場合、アクションが極めて単調であり、アクションはジャーク&ステイの一辺倒。ジャークの幅やステイ時間でパターンは掴めても、ここから連続ヒットに持ち込むにはアクションが単調ではイカがスレやすいケースが多々あります。

そのため、イカをスレさせないためには使用するエギのカラーやサイズをローテーションさせていく必要があります。

2.カラーローテーションの基本!カラーは多いほど有利!少なくともボディカラーを3色、布カラー3色の計9色は用意!


 カラーローテーションにはカラーは多ければ多いほど有利なのは明白です。それはカラーが多いほどより細かい状況に対応できるためです。まず準備するのは、エギのボディカラー。出来れば、夜光、ケイムラ、テープ系の3タイプを用意。テープ系は夜間に有効な紫系や赤系が良いでしょう。ボディカラーが3色揃えば、今度は布のカラー。こちらも明色(白系)、中間色(黄系、薄緑系)、暗色(黒系、紺系)の3色ずつ、合計で9色あると色々と対応がしやすくなります。出来ればそれぞれの系統のカラーを何色かあればさらに攻略の幅は広がります。

まずはイカの反応を探るため、2~3投ずつカラーを変えながらヒットカラーを探していきます。もしヒットがあれば、今度はそのボディカラーをベースとして布のヒットカラーを探していきます。例えば、ケイムラボディでヒットがあれば、ケイムラボディをベースとしてカラーローテーションをしていく、といったイメージです。

ヒットカラーが見つかったとしても、そのヒットカラーをスレさせないために、何杯か釣ったら、全く対照的なカラーなどに変更して一度イカの目先を変える必要があります。そうすることで、ヒットカラーを長く続かせることもできますし、ヒットカラーが対照的なカラーに代わることもあります。ヒットカラーも一晩中続くこともあれば途中で反応が悪くなることもあるので、ヒットカラーが見つかっても、なるべくヒットカラーをベースに少しずつカラーをローテーションして次の手を探していくほうが、釣果UPに繋がっていきます。

3.サイズローテーションの基本  基本サイズは2.5号。イカのサイズや活性、潮流によっては小型サイズが有効になることも!


 オモリグに用いる エギの標準サイズは2.5号です。大型のケンサキイカを狙うという点や、潮受けしやすく、潮に馴染みやすいという点からこのサイズがメインに使用されています。

しかし、イカのサイズが小さかったり、イカが追っている餌のサイズが小さかったりすると、2.5号では乗り切らないケースも発生します。特に足切れによるバラシが目立つ場合はエギが大きすぎることが多いので、サイズダウンしたほうが良いでしょう。また船に乗っている全員が2.5号のエギを使用していると、船下に集まったイカがスレてしまい、そのサイズのエギに極端に反応が悪くなることがあります。それまで釣れていたのに急に反応が悪くなった時には、エギのサイズを2.2号や1.8号に落とすとまた乗り始めることがあるので、2.5号で反応が悪くなり始めたら、即座にローテーションしたほうが良いでしょう。

完全に乗らなくなると群れ自体が船から離れてしまうことも多いので、少し釣れていても、ノリが悪くなったら即座に交換することが有効です。

4.エギのローテーションの応用  釣れても釣れなくても1投毎にエギを交換し、イカをスレさせない!


 エギのカラーやサイズを豊富に準備しているのであれば、どんどん交換していくのが良いでしょう。どうしてもヒットエギを見つけてしまうとそのエギに固執してしまいがちになりますが、先述のとおり、1つのエギを使い続けるとスレてしまうのも早くなります。できればヒットエギと同系統のエギを全く異なる系統のカラーまたはサイズのエギを交互に交換しながら使い続けるとヒットが続くことが多いです。

例えばケイムラの明色系がヒットカラーであれば、ケイムラ明色系→テープ暗色系→ケイムラ明色系→夜光中間色系→ケイムラ明色系というようなカラーローテーションが良いでしょう。サイズも混ぜられるのであれば、2.5号→2.2号→2.5号→1.8号→2.5号といったサイズローテーションも行えるのであれば、より良いです。

5.まとめ(解説動画あり)


 今回はオモリグのエギのローテーション方法の一例をご紹介させていただきました!

あくまでも今回紹介したのはほんの一例です。自分なりのローテーション方法を見つけ出していくと、さらにオモリグ釣法は楽しくなると思います!
エギのローテーションも楽しみの一つとしてオモリグ釣法を楽しんでみてください!!

以上の詳細を解説している動画がこちら!こちらもご覧になって参考にしてみてください!

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YAMASHITA 山中陽介
2022/7/27

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