「エギングを始めてみたいけど、何を狙う釣りなの?」 そんな方にまず知ってほしいのが、エギングの主役“アオリイカ”です。
アオリイカは、イカの王様と呼ばれることもある高級食材として知られていますが、身近なイカでもあります。
秋の海を堤防から覗くと、小さいアオリイカが仲良く群れて泳いでいるのを見ることができます。春には成長した大型のアオリイカも産卵のために浅い場所の海藻などに寄ってきます。
アオリイカは一生の多くの時間を岸の近くで過ごす“沿岸性”のイカです。岸から離れた海に住む外洋性のイカが多い中、アオリイカは私たちの身近で生活するご近所さんなのです。
そして、岸の近くにいるということは漁業と釣りの対象になりやすいということでもあります。
以前は漁師さんがお手製のエギを使って釣りをしていました。しかし、ヤマリアが趣味として楽しむ釣り人用のエギの販売を始めると、アオリイカ釣りは手軽に狙える高級魚として瞬く間に人気となりました。
当時ヤマリアが、エギを使ったアオリイカ釣りのことを“エギング”と命名し、今では日本全国、そして世界の海で広まっています。
日本発!漁師の伝統漁具から進化した疑似餌。侍も楽しんでいた?
江戸時代、九州の薩摩地方が発祥とされているエギ。夜に漁をしていた船が松明(たいまつ)の燃え殻が海へ落ちた時、それにイカが抱き着いたことがエギの起源とされています。
エギでの釣りは、侍など身分の高い人の高尚な遊びだったとも言われています。
最初は小魚の姿に似せたタイプもありましたが、徐々に現在のような長細いエビ型になり、エギングは今や日本だけでなく、世界中で楽しまれている釣りへと発展しています。
アオリイカは、知れば知るほど奥が深く、釣れば釣るほど魅了されるターゲットです。 海辺の散歩ついでにエギを投げてみるだけでも、新しい発見があるはず。
エギングを通して、「自然との駆け引き」「釣る楽しみ」「味わう幸せ」をすべて体験してみませんか?