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【磯からの青物ルアー入門】”瀬渡し(渡船)の予約~渡礁方法編”

青物

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Maria SHUN
2021/7/20

皆さま、こんにちは!MariaスタッフのSHUNです。

磯から青物を狙うフィールドとして、地磯と沖磯があります。しかし、沖磯と聞くと少し敷居を高く感じる方もおられると思います。しかし、実際は船で磯に渡してもらえることもあり、エントリーの安全性も高いことから、ビギナーの皆様にオススメの釣り場になります。

そこで、今回は船宿の予約から瀬渡しの方法までご紹介したいと思います。

 

<目次>

1.予約

この船宿を予約する際はPCやスマホなどで「~ 瀬渡し」で検索を行い、船宿名を検索して電話番号を調べた後、電話をかけて予約することがほとんどになります。
電話の内容でこちらから伝える必要事項については、「日程・名前・人数・エリア・釣りの種類(餌釣りかルアー釣り)・狙いの魚」になります。逆に船宿さんに聞いておく必要事項としては「出船・集合時間・集合場所・納竿時間・料金・当日の車置き場・天候による出船判断・瀬替わりの有無」になります。

【一連の流れ】


SHUN:すみません、7/20の五島行の瀬渡しの予約をしたいのですが、出船予定はありますか。
 

船: 出船しますよ。お名前と人数は何人になりますか。
 

SHUN: ○○と申します。人数は3人でいきたいと思っています。
 

船: 了解しました。
 

SHUN: 出船時間と集合時間、納竿時間は何時になりますか。
 

船: 出船時間は4時になりますので、30分前の3時30分には船宿に集合ください。
 

SHUN: あと、釣りものはルアー釣りになりますので、また当日はよろしくお願いします。
 

==◆以上で予約が完了になります◆==

 

下記は予約時に出てくるワードの詳細になります。


・エリア
ひとつの船宿でも瀬渡しのエリアが異なる、船宿さんもあります。そういった場合は予算や釣況をみながらエリアの選択をしましょう。

・釣りの種類狙いの魚を伝える
沖磯にも釣りものに応じた磯がそれぞれあり、フカセ釣りに適した磯があれば、ルアー釣りに適した釣り場があります。
予約の際にこの事項をしっかりと伝えることで、ルアー釣りを快適に行うことができる広く、青物に実績のある釣り場に渡してもらうことができます。

・出船集合時間、納竿時間
この出船、納竿時間は季節によってことなる船宿さんがほとんどになります。
夜明けが早いほど、出船時間は早く、日暮れが遅いほど、納竿時間が長い傾向にあります。
聞くことを忘れがちな納竿時間をしっかりと事前の予約の段階で聞いておくことで、釣りが終わってから帰路につくまでのスケジュール調整もし易くなります。

2.出船当日(船宿~港)

◎出船名簿に名前を記入

まず、船宿に到着した後は荷物を支度する前に船宿の受付にある出船名簿に自分の名前、住所、電話番号を記入します。

◎船への荷物の積み込み

多くの場合は船のエンジンが掛かってから、荷物の運搬を開始します。
この時に瀬渡しの際にどこに荷物があるか慌てて探さなくてもいいように、自分たちのグループの荷物を同じ場所にまとめておきましょう。また船内では同じロッドケースやクーラーボックスが被ることがあるので、分かりやすい目印か大きく名前を書いた養生テープを荷物に貼ることをおすすめします。

 

3.出船~瀬渡し

◎出港

船が港を出ると速度をあげて、沖合の磯に向かいます。
この時に外に出て立っていると、波に濡れたり、最悪落水の可能性もあるので、後方のデッキに座るか、船内に入り、沖の海域に到着するまで、待機しましょう。釣り場までの時間がかかったり、船酔いする方は横になり、仮眠することをおすすめします。

◎瀬渡し

・釣り場に到着
エンジン音が低速になるタイミングが沖合の釣り場に到着したサインになります。
ここからは船内アナウンスで船長に呼ばれた順番で磯に渡っていきます。船先に立っている人の数をみて、少ないようであれば積極的に自分たちより先に磯に渡る人たちの荷物運搬に協力しましょう。

・瀬渡し方法

自分達の名前が呼ばれたら、まとめた荷物を船先に移動させます。
そして、磯に船を付ける時に船長の視界を妨げないように、片側によって船長の視界の確保を行います。そして、船のタイヤを磯に付ける際に船長の「渡っていいよ」というアナウンスが入った後に磯への渡礁を開始します。この時に、船長のアナウンスを待たずに渡ろうとして、磯とタイヤに足を挟んでしまうと重大な事故にも繋がりますので、この部分は必ず慌てずにアナウンスを待ちましょう。
この時に2人以上仲間がいる場合は、先に荷物を持たずに1人から2人は磯に渡りましょう。単独での場合は、先に自分が荷物を持たずに磯に渡り、同船している方にまとめた荷物を運搬してもらいましょう。

全ての荷物運搬が完了した後に、自分たちの荷物で間違えがないか、忘れ物がないかを必ず確認しましょう。全ての荷物が無事そろったことを知らせる為に、最後に船長に手で合図を送りましょう。それに加えて、船着き場の位置も頭にいれておくことで、回収時に迷うことなく荷物をその場にまとめることができます。

4.渡礁~回収

◎磯に渡ってからのベース作り

沖磯に渡ってから、拠点となるベースを作る必要があります。まず、ベースを作るポイントは波にさらわれることがない少し高いところか、なるべくフラットな場所を選びましょう。特に夏場の沖磯では凪の日であっても、1日に一度か2度、大きな波がいきなりくることもあるので、荷物置き場には注意しましょう。そして、ベースにある釣り道具も必要最低限のモノ以外をバッカンに収納して、海が急変して、早上がりになった時にも、すぐに荷物をまとめて船に渡ることができるように整理しておきましょう。ここでのもたつきは命の危険にも関わりますので、必ず頭にいれておく必要があります。

 

◎回収

最後に指定された時間ギリギリまで、釣りをするのではなく、納竿時間の最低30分前には荷物をまとめてすぐに船に渡れる体勢をとっておきましょう。地域によっても異なりますが、多くのところは納竿時間の30分前から回収にくる場合が多いので、荷物を船着き場にまとめておきましょう。
回収時は基本的に、同船の方に荷物渡しを手伝ってもらい、先に荷物をリレー方式で受け渡し終わった後に、船に乗るようにしましょう。
また、自分たちのグループが最初の回収の時は、まずは1人が荷物を持たない状態で船に乗り、磯から荷物を受け渡すようにしましょう。

4.まとめ(解説動画あり)

今回は沖磯の予約から磯に渡るまでの方法をご紹介させていただきました。安全に実績のある釣り場で釣りができる沖磯は、特にビギナーの方にはおススメのエントリー方法になります。まずは、船宿さんに電話を掛けて沖磯でのロックショアゲームをチャレンジしてみてください。

詳細はこちらの動画をご覧ください。

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Maria SHUN
2021/7/20

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