「新しい釣漁業の技術」山下楠太郎
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かりでなく(現在鮪延緬揚細中に使用して成果を上げている)、小型のものは沿岸のサベイナダ、ヵ職て、道糸が張れば、自動的に潜水を開始してゆきます。(8)漁携上のポイントと二段曳について⑩カジは曲げないこと(魚が掛かったとき)。②船はスローにすること(魚が掛かったとき)。③道糸を全部たぐり込まない途中、流した餌に魚がかかってきても、そのままにして一度全部延べてしまうこと。例外側の曳細にかかった魚はそのままにして、内側が片付づいてから取り込むか、魚の喰いのよい時はそのままおとりとして引張っておきへ魚群が散ってしまったと確認してから、おもむろに取り入れてくること、それまでは主に内側の二本で魚を取り込むこと。⑤第一図⑯のブイは、ビーーールのゴムマリでも合成樹脂の浮板でもよく、網をあんで包むと取付けることが簡単であります。⑥各道糸と潜水板の中間点に三ミリから五ミリの、魚体に適当なゴムョリトリを使用すること。二段曳きの時は比較的スローで曳くこと。南方方面のマグロ、カツオの曳細にも使用が可能であるば下式曳縄セット各サイズ126

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