ヤリイカ
体が極めて細いので他のイカより引きは弱いですが、甘みがあり美味しいイカです。水深が約5~10m程度の大きな港に群れが回ってきやすく、満潮前後と夜の常夜灯周り、マズメ時が狙い時です。ケンサキイカと比べて腕が補足、エギを抱き込みにくいのでフォール時は糸を張りすぎないのがポイントです。身も柔らかいので、柔らかい竿でスウィープフッキングしてあげるとバレが少なくなります。
活性の高い時は1.8S、2.2Sで表層付近を、活性の低い時は水深が5m以上ある港の底付近を1.8B、2.2Bでネチネチ攻めると釣果につながりやすいですが、日によりパターンがいくつもありますので、BタイプとSタイプを使い分けてみましょう。
また、3シャクリ&10秒フォールで乗らなければ、攻めるレンジを変えてみるのも得策です。

 

スルメイカ
  ツツイカの中で最も攻撃的でエギを見つけるとすぐに寄ってくるイカなので、比較的テンポの早いアクションで誘うのが効果的です。シャクリ後のフォールですぐに乗ることが多いので、フォールを5秒以内で短めにして、早い動きでできるだけ多くアピールさせることが釣果アップの秘訣です。小型サイズでもエギの大きさに関わらず、自分より大きいエギにも抱いてくるので、2.2号など大きいエギが有効。
日中に水深10m前後を狙う場合や、夜でも広範囲を狙うことが多いので、沈みが早く、飛距離が出る2.2B、2.2Sがお薦めです。
2.2Bで反応がなければ、少し沈みが遅い1.8Bで変えると乗りがよくなることが多いです。アタリが竿先に明確に出るので、比較的張りのあるしっかりシャクることの出来るロッドが使いやすいです。5月~7月は潮通しのよい港周りで小型(20cm)が釣れますが、秋から春は外洋に面した港で40cmくらいまで大型が狙えます。
群れで回遊しており、港の中にとどまりにくいので群れが接岸したときがチャンスです。

 

ケンサキイカ
アカイカと呼ばれることもあり、釣ったときに赤くなるのが特徴のイカです。関東の船釣りではマルイカと呼ばれ人気も高く、春から夏にかけて1~5mの浅場に群れをなして回遊してくるので港からも比較的狙いやすいターゲットです。まず始めは1.8Bの3シャクリ&5秒テンションフォールで、広範囲に探ってイカのいる場所とレンジを見つけましょう。
港の入口の流れが当たっている場所よりも、流れのヨレがある場所のほうが群れが溜まりやすいので、一杯釣れたら釣れた付近を重点的に探った方が効率的です。モゾッとアタリがでる場合が多いので、合わせはスウィープフッキングで。イカがいる場所がわかったらイカの乗りのよいSタイプに変えて、数を狙いましょう。小型個体は活性が高くシャクリのあとすぐに乗ってきますが、大きくなると少し臆病になるのでしっかりシャクってフォールを長くとり、じっくり見せてアピールするとあたりが出やすくなります。夜はイカが浮きやすく、表層から5~15カウントで狙えますが、日中は底近くにいるので30から40カウントして底付近を狙うのがオススメです。

 

ヒイカ
比較的流れが緩い内湾に生息しており、水深1~5mくらいの砂地に海藻が生えている場所がピンとです。成体でも20cm前後なので、小型個体はケンサキイカと似ていますが、エンペラが丸くて腕が太いのが特徴で見分けることができます。
ツツイカの中で最も沿岸に生息しているので一年中狙うことが可能で、冬~夏にかけて釣れる大型にはレンジハンター1.8号、秋の小型には1.5号がお薦めです。日中は底近くにいることが多いので、Bタイプのソフトジャークで底を丹念に攻め、夜間の常夜灯周りはSタイプでエギを漂わせると釣果が出やすいです。小型のイカなのでエギも1.5号など小さいほうが乗りがよく、イカのアタリを弾いてしまわないような柔らかめのロッドでイカの重みをスウィープフッキングしてあげるのがオススメです。ケンサキイカよりも攻撃性が強いのでアタリも明確に出て、秋は群れにあたると数釣りは束(100匹)越えも楽しめます。他のイカと比べて遊泳力が高くないので、回遊待ちよりもラン&ガンで場所移動して群れのいる場所を探した方が数釣りがしやすいです。