「新しい釣漁業の技術」山下楠太郎
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立細、点々釣等に使用すると一段と効果がありますその際、毛糸の細いものや、絹糸をゴールデンベイトに取付けて(縫込んで)、それにしたしておくと魚の臭覚に敏感に作用して釣獲率を向上させます。誘導外皮は曳細用として、ブリ類、マグロ類等の!Iil慧雲山下式各種漁具灘繊灘繍灘繍繍回淋性魚族に使用すると効果的です。頭部は従来のカグラに羽毛と同様に取付けて使用し、糸でかたくしばると図のように八方にカサが開く。曳かれた時にはそのひらひらとしたカサが、イワシの捕食音や小魚類のヒレの擬音を出して魚群を誘導し、微細な振動音と瀞泳音により、魚の聴覚を刺激して、魚群を集め効果を上げております。餌板(ビニールシート)は六寸五分角(二十糎)のビニール皮膜状のもので、各魚種の餌に適するように切り、釣針に結びつけ使用します。大分県の佐賀関方面ではブリ類サワラ類等を曳緬で釣るときに、釣針に、青色、桃色、白色などのビニールシートを三寸位の魚型(イワシ様)に切って結びつけ、潜水板の上に三○から五○個位、枝を出して使用し成果を上げております。又、タコの赤や青のものにさらに何かの色をまぜたいときは、その色のビニールシートを細く切ってカグラの頭の根元にタコと一緒に結びつけると、さまざまな色のある擬餌が出来上り、面白い結果が得られます。(新潟県八幡浦漁協54

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