「新しい釣漁業の技術」山下楠太郎
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全桃色地区全体の別%マス、ブリ類、メジに使用され、最近(四十年度)その半色の各種ルデンベイゴのには一気ににごりを嫌って、潮の澄んだ方を好むようである。㈲天候、潮の透明度、深度、水温等の変化により魚種により、又漁況により、擬餌の色彩や、光沢、大きさなどが違ってくる。㈹普通の場合、水色がにごっていたり、曇り又は雨、その他の事情で太陽光線の量の少ない場合は比較的、色彩の濃い色、即ち、赤、燈、桃、黄など全色のゴールデンベイトがよいようである。②それと反対に、水色が透明で、水のにごりのない場合には、前記の各色が透明の部分と半半になっているものや、全部透明なもの、白色のもの、青色のものなどがよいようであります。こうしたことを、地区別に統計的に分けてみますと、各魚種によってもその需要の状態が異なり興味深いものがあります。㈹東北、北海道地方全赤色、地区全体の印%主にマス、次にブリ類、メジ等に使用されている。33

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