「新しい釣漁業の技術」山下楠太郎
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ル,言ラーーーー次に比重の点で、ナイロンテグスと綿糸では少なからぬちがいがある。ナイロンは綿糸に比べてはる②‐===一一=ミシー⑳常常鱒バポ岸-1耐、,篭蝿1I、は素晴らしいものであります。その上、ナイロンテグスは魚の目につきにくく、透明で、よく光沢を保ち、前述の綿糸の難点をことごとく補うばかりでなく、釣獲率を高め、漁携作業の迅速化を計り、操業航海日数の短縮を生み出すのであります。更にナイロンテグスを有効に使用するには綿糸のように細干しをする必要はありませんが、時々細全体を淡水か微温湯で洗『て塩分をおとして、風通しのよい所で日光に直接あてないように干してやるとナイロンテグスは何時迄も透明で、その光沢がうしなわれず、釣獲率が下がることはありません。ナイロンテグスは絶対防水というものではなく、たえず空気中の水分を吸収して一種の呼吸をしております。そのため水中では水分を吸収してその光沢や透明度がうしなわれ魚の喰いがおちるのであります。もっとも綿糸に比べればはるかに優れていますが、心ある漁師の方々は蛍光洗剤で洗『たり、日かげで干したりして大変に心をくぱ『ております。154Zj直徒4鯨mx25cmウレタンゴムヨリトリ~鮭鱒延細改良漁法図

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